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わたし定時で帰ります脚本家は誰?過去作品もチェック!

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最近、ドラマについてよく聞く言葉は

「脚本が良くないと、結局見ない」

「役者さんのせいでない、脚本が面白くない」

痛烈にも聞こえる意見ですが、視聴者の本音は

「面白い脚本のドラマが観たい」

そういうことなのだろうと思います。

 

面白いかどうかの基準は人それぞれですから、脚本家の方がたも日々、見えるようで見えない視聴者の要望を掴もうとして、もがいているのでしょうか?

脚本というお仕事がブラック化していないことを切に望みつつ、ドラマ「わたし、定時で帰ります」の脚本を担当している奥寺佐渡子清水友佳子についてご紹介していきます。

 

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わたし定時で帰ります脚本家は誰?

奥寺佐渡子さんと清水友佳子さんが脚本を担当します。

今までも、このお二人が組んで脚本を担当された作品があります。

お二人がタッグを組んだ名作を紹介する前に、別々に脚本を担当した作品を一本ずつご紹介しますね。

 

奥寺佐渡子脚本担当:映画「コーヒーが冷めないうちに」(2018年)

川口俊和さんが演劇用に書いたストーリーがその後、小説として出版されました。

その作品を原作として映画化されました。

 

ごく普通のコーヒーの美味しい喫茶店があります。

その店には都市伝説がありました。

喫茶店のとある席で、数という女性が淹れたコーヒーをのむと、過去にタイムリープできるのです。

コーヒーが冷めるまでのわずかな時間、席を移動も出来ないし、未来を変えることもできません。

それだけ条件だらけの都市伝説なのに、過去に行きたい客が、コーヒーを注文するのです。

 

ここからネタバレです。

コーヒーを淹れる数に、なんと未来から自分の娘がやってきます。

そして、数と数の母の運命のために未来はコーヒーを淹れました。

数の母は、ある日いなくなりました。余命短い運命だった母は、その後の数に会いたくて未来に飛んでいました。

幼かった数は、過去から再会しに来た母を泣いて過去に戻ることをとめてしまったのです。

母は過去に戻れないまま、失踪状態になり、喫茶店の謎の常連になっていたのです。

未来は、こじれた過去を修正させるために数を過去に飛ばしたのです。

母と再会し、過去の修正を行って、数は現代に戻ってきました。

 

清水友佳子脚本担当:ドラマ「今夜は心だけ抱いて」(2014年)

唯川恵著の同名小説のドラマ化。

 

47才の浅生柊子と17才の真丘美羽が主人公。

母と娘ながら、離婚で12年間音信不通だった二人が、会うことになりました。

再会して互いに親子関係が崩壊しているということを悟った二人ですが、なんとからだが入れ替わるアクシデントが起きてしまいました。

47才の母は30才も若返ってワクワク、17才はいきなり中年でからだがギクシャク。

再び、入れ替わることを期待しながら、互いの身体を監視しあうため、共同生活をしぶしぶ開始しました。

47才のからだになった美羽は、中年男性・深尾に恋をしてしまいます。

からだが元に入れ替わらないまま、時間が過ぎていきます。

 

 

ここからネタバレです

そして、2人は互いのかえあだを受け入れて、人生を生きていくことを決心します。

母親は30年を失った娘を心配しますが、反対に30年をやり直すのも大変だよ頑張ってと娘にゲキをとばされます。

母親は17才からやり直すためイギリスに留学、娘は47才から深尾との生活を始める決意を固めます。

別れる前に2人しっかり抱き合いました。

2人は母と娘ですー分かり合って覚悟を決めて、運命を受け入れ、そして新たに歩み始めることに決めたのです。

 

入れ替わったからだが元に戻らず、2人は新しい生活を受け入れるストーリーです。

 

 

 

過去作品もチェック

脚本家お二人がタッグを組んだ過去の作品といえば、これでしょう^^b。

リバース(2017年)

第8回コンフィデンスアワード・ドラマ賞において作品賞・脚本賞を受賞。

湊かなえ著の原作小説のドラマ化作品です。

 

深瀬和久は負け組人生を送っていました。

そんな負け組の深瀬に越智美穂子という彼女ができました。

その美穂子の職場に「深瀬和久は殺人者」という手紙が届きます。

美穂子に問いただされ、10年前大学のゼミの仲間と旅行したときに事故死した広沢由樹のことを打ち明けました。

同じ時期、いっしょに旅行した仲間の谷原康生が駅のホームから突き落とされて大けがを負います。

深瀬は、広沢の事故のときともにいた仲間をもう一度検証しはじめました。

広沢が飲酒後に車を運転させるように仕向けたのは4人でした。

事故で広沢が死亡したとき、4人は将来を考え、真実から目を背けたのです。

事故について、互いに知らない秘密を個々に抱えていたことがやがて明らかになります。

 

ここからネタバレ含みます

 

4人は広沢の死から目をそらして生きてきました。

広沢が事故を起こした原因は、広沢がアナフィラキーショックを起こしたことでした。

蕎麦アレルギーだった広沢に、運転前にはちみつ入りのコーヒーを飲ませたのは深瀬でした。

蜂がそばから集めた蜂蜜だったーそれが原因だったのです。

運転中発作を起こした広沢が運転を誤り、事故が起きてしまったのです。

 

そして、広沢の死に改めて4人が向き合うための告発文を送ったのは、広沢の恋人・越智美穂子でした。

 

それぞれが、広沢の死に向き合うことで、改めて人生に対し、前向きに歩き始めました。

深瀬は働いていた会社が倒産した後しばらく無職でしたが、再就職した後、越智美穂子に会いにいきました。

 

 

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わたし定時で帰りますのあらすじ

舞台は株式会社ネットヒーローズ・制作4部。

WEB制作会社です。

 

残業・徹夜が当たり前のイメージしかない会社ですが、イメージどおり残業と徹夜が当たり前で、皆さん働いています。

そんな会社で、定時に帰ることを牙城にして働いてきた東山結衣。

ところが、そこにクライアントには受けの良い上司がやってきました。

受けがいいはずです、どんな要求も承諾して、全て部下に押し付けて仕事をやってしまうからです。

このクライアント「には」受けがいい、悪魔のような福永清次は、定時で帰ろうとする結衣に無理難題を次々ふっかけてきます。

定時で帰る?仕事があるのに?帰るの?クライアントが待っているというのに?

定時で帰りたい結衣ですが、悪魔のような上司・福永の難題をどう処理するのでしょうか?

 

ところで、気になるツイートを見つけました。

脚本担当の清水友佳子さんのつぶやきです。

ドラマを作っている皆さんも、「定時厳守」できますように…(^^;;;心配。

 

 

まとめ

朱野帰子さん原作の同名小説のドラマ化「わたし、定時で帰ります。」の脚本を担当する、奥寺佐渡子さんと清水友佳子さんのお二人のこれまで手掛けた作品を中心にご紹介してきました。

脚本のお二人も、どうか、お体に気をつけてお仕事できますように…。

 

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