家を売って売って売りまくる、家を売ることにかけては天才のサンチーこと三軒家万智。
好評で続編のお話に突入している「家売るオンナの逆襲」。
続編で三軒家万智の強力なライバルが出現しました。
松田翔太演じるフリーランスの不動産屋・留守堂謙治です。
万智がライバル視するだけあって、留守堂も家を売る天才です。
家を売りつけるお客に万智が、驚くほど上から目線で接するのに対し、留守堂は客の気持ちに優しく寄り添う姿勢で、両極端な存在に見えます。
しかし、売るための考え方やどんな客にどんな家を提案するかという考え方は、万智と非常に似ている、というか同じなのです。
ゆえに、同じ物件や客で争う事態になっています。
この謎の人物は三軒家万智の過去を知っているそぶりを、テーコー不動産(万智が働いている不動産会社)の同僚に話していました。
前作以前の三軒家万智を知っているのか?
しかも、万智を古くから知っている素振りをみせています。
謎めいた留守堂謙治の目的は何なのでしょうか?
この記事では留守堂の目的を考察していきたいと思います。
三軒家万智の過去が明らかに?
留守堂の目的を考察するには、三軒家万智のプライベートや過去を整理しておく必要があります。
家を売ることに全力な三軒家万智に私生活といえる情報は少ないのも事実です。
でも前作で多少、三軒家万智の過去は明らかになっています。
万智自身が語っているので、秘密というわけではなさそうですが、話す必要がないのであまり話していないというスタンスです。
そんな万智の過去を知っている留守堂謙治。
万智が家を売るきっかけがホームレス生活だったことを知っていると、万智の同僚に話しました。
テーコー不動産の社員が出入りするBAR「ちちんぷいぷい」に出入りを始め、また万智の同僚である足立聡に近付く留守堂。
万智は、留守堂を過去から知っている素振りはありません。
しかし、留守堂は着々と万智包囲網を縮めている感じです。
三軒家万智のプロフィール
シリーズ前作で明らかになった三軒家万智の過去と続編で少し明らかになった屋代課長との結婚生活についてまとめておきましょう。
・万智は高校生の時、両親が事故死。
・万智は親が負っていた借金を全て背負うハメに(遺産放棄という手段を知らなかった)
・家を売っても借金は5000万あった
・梅雨の時期、家を失い、雨の中一週間ホームレスで過ごした。
・肺炎になって保護されたが、施設で生活することが嫌で働きまくった。
・家を売って借金の返済は終わっている
・家を失った過去に縛られ、今も家を売り続けているが心の穴は塞がらない
という理由で家を売る天才になった三軒家万智ですが、結婚願望はあったようで、前作でバツイチの屋代大課長と結婚しました。
屋代大課長との結婚生活について
続編の「家売るオンナの逆襲」では、屋代課長との結婚生活はなんとか続行中です。
家を売る以外の私生活に、「家庭的な温もり」を求めるのは難ありの人物なので、朝から課長はフルコースを提供されています。
手を抜くということが全く出来ない性格と金銭感覚がおかしいので、課長は結婚生活にも複雑な想いを感じています(仕事では以前から板挟み中間管理職という状態w)。
型破りな結婚生活ながら、万智の
「私が帰る場所は課長のところ以外ありません」
と無表情に熱烈な愛を語られて課長はまんざらでもないようです。
今の課長のささやかな願いは「べちゃっとした焼きそばを食べること」だそうです。
突っ込んでもいいですか?それなら、自分で作れると思うけど、なぜ作らないのでしょうか?
また、万智が作ったフルコースを全部写真に保存しているのは、自慢したいからですか?
その割には、写真撮って後で見て胃もたれしているのはなぜですの?(謎)
留守堂は何者?目的は?
ここからは大胆な推理です。
留守堂は万智が高校時代家を売ってホームレスを経験したことを知っています。
前作でテーコー不動産をやめ、とある海辺の街で結婚生活を送りながら「サンチー不動産」を経営していたときの万智と課長のことも知っています。
留守堂はずっと万智を追って、不動産屋になったのもおそらく万智が家を売ることを仕事にしていたからでしょう。
テーコー不動産の社員のたまり場「ちちんぷいぷい」に現れ、足立と知り合いいい関係になって万智包囲網が着々とできつつあります。
その留守堂の家の売り方は客に寄り添い心を通わせる、万智とは真逆な手法なのですが、家を売るターゲットを見つける考え方は、とても万智に似ています。
万智なら誰にどんな家を売るのか、わかっていて、万智の客を奪っているようにも見えます。
万智をとても研究しているといってもいいでしょう。
そこで、考えられるのが、万智の親が借金をした事情です。
多額の借金を残したまま、事故死した万智の両親。
そもそも、なぜ万智の両親は多額の借金をしたのか?
家を持っている三人暮らしで多額の借金をする必要があったとは思えません。
保険金狙いで事故死を装ったなら、万智が借金を返済する必要はないでしょう。
ですので、万智の両親が保険金殺人にあったという説は否定されます。
では、借金の連帯保証人だったとしたら?
連帯保証人を引き受けた相手が、留守堂の親だと仮定したら?
留守堂謙治に何らかの多額のお金が必要で、知り合いだった万智の親が連帯保証人になったとして。
留守堂謙治の親も何かの理由で亡くなって(留守堂からは孤独を感じますし)、連帯保証人が借金を支払う事態になった、そして実際に借金を完済したのが同じ年代の三軒家万智だとわかったとしたら?
留守堂は、万智に悪意があって近づいているわけではなく、自分のための借金を払ってくれた万智にお金を返したいと思って近づいてきたのではないでしょうか?
留守堂が知らない間に、万智が借金を背負う事態になりホームレスになったとすれば、その万智の様子をそっと見続けてきた人物ということになります。
万智が不動産で家を売りまくる姿をずっと追ってきて、万智の売り方を学び、同じ不動産屋となって、万智へお金を返すために、客を奪い合っている状態になっているとすれば、留守堂も、万智に負けず劣らず不器用な人間です。
「家売るオンナ」シリーズは人を不幸にするストーリー展開ではありませんので、留守堂も悪者でない設定で終わって欲しいです。
まとめ
三軒家万智の過去にプロフィールを前作からまとめて、留守堂の正体と目的を好き勝手に予想してみました。
どうしても留守堂には悪い目的で万智に近付いた設定であってほしくありませんし、悪い人でないと信じています!
万智に借金を返すため、万智と客を奪い合うというアホな事態に陥っていても、万智には怒りばかりでしょうが、視聴者的には笑える設定ですので、そうであって欲しいという願望で見続けたいと思います!
あと!足立くんと幸せなカップルになることは絶対外さないでください、制作の皆さん、お願いしますっ(笑)!
家売るオンナの逆襲見逃し動画はこちらから!