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なつぞらアニメーションの制作や監修は誰?ジブリとの関係は?

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2019年4月放送開始のNHK連続テレビ小説「なつぞら」は、OPが全編アニメというテレビ小説史上初めての試みで、視聴者からも高い反響がありました。

ちなみに、OPのことをドラマではタイトルバックともいいます。

本編でも実写に代わってアニメ描写があり、今後の「なつぞら」の中でアニメとのコラボがどのようにされていくのか、期待されます。

視聴者にも高い評価を得たアニメーションパートの制作や監修について、ご紹介していきたいと思います。

 

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なつぞらのアニメーション制作は?

ササユリ東映アニメーションが協力して制作しています。

 

ササユリについて

2014年、舘野仁美さんが個人事業主としてササユリカフェを開業、その後2017年株式会社ササユリを設立しました。

株式会社ササユリの事業はササユリカフェとアニメーション制作部門「スタジオササユリ」の二本立てになっています。

 

アニメーション監修は?

アニメーションの監修は、舘野仁美さんが担当しています。

1987年からスタジオジブリに勤務、「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「千と千尋の神隠し」「思い出のマーニー」などジブリ作品の動画チェックを担当していました。

2014年スタジオジブリの映画制作部門の解散で独立、2017年株式会社ササユリを設立しました。

2018年アニメーション制作部門「スタジオササユリ」を会社内に新しく作り、舘野仁美さんは再びアニメ制作の現場に戻ってきました。

「なつぞら」のアニメーションの制作は「スタジオササユリ」と東映アニメーションと共同で担当しています。

 

「なつぞら」OPアニメーションは、月曜日が90秒バージョン、その他の日は75秒バージョンが放映され、75秒バージョンは時間が短いだけでなく動きを少し変えてあるそうです♪

「なつぞら」のOPアニメーションに関わった方がたはこちらになります。

今後、ストーリー内でもアニメ制作に関わる大勢の人や部門が出てきたとき、OPアニメーションの制作に多くの方が携わったことに、思いを馳せてみてはいかがでしょうか?

監督・原画・キャラクターデザイン:刈谷仁美

美術監督:藤野真里

美術監修:秋山健太郎

色彩設計:今泉ひろみ(シンエイ動画)

撮影監督:泉津井陽一

プロデューサー:舘野仁美

動画:コミックス・ウェーブ・フィルム(手島晶子、大村まゆみ、松田裕美、アニータ・キム、永木歩実、篠原天球馬、内海佳奈恵、磯部その香、鍵山莉奈)

スタジオカラー(園田 妃奈子、岩堀 起久、藤原 舞似子、山﨑爽太、瀬尾 健)

ササユリ(下田健太郎)

美術:スタジオパブロ(福田健二、松村良樹、水野隆文、河合佑香)

仕上げ:ライトフット(渡辺桂子、玉木千春、角智美、山﨑大輔、渡邊絵梨、鷲見淳兵、宮川晴奈、桺澤千佳、河野守、井上喜代美)

(引用URL:https://togetter.com/li/1333850

 

 

「なつぞら」ではOPが全編アニメーションであったことの他に、本編にもアニメーションの描写が採用されて、視聴者を驚かせました。

「東京空襲シーン」と、「十勝の丘を駆け上がる2人と牛のシーン」です。

東京空襲シーンはOPとは違った印象がありましたよね。

監督さんを始め、制作スタッフが違うのです。

空襲シーンの監督を務めた益山亮司さんは、ガイナックス出身でジブリ色と違った印象のシーン描写でしたよね。

監督:益山亮司

作画監督:柴田由香

原画:益山亮司・柴田由香

キャラクター原案:刈谷仁美

美術監督:藤野真里

美術監修:秋山健太郎

色彩設計:今泉ひろみ(シンエイ動画)

撮影監督:泉津井陽一

プロデューサー:舘野仁美

動画、美術はOPと同じスタッフが担当

(引用URL:https://togetter.com/li/1333850

 

一つの作品に、パートごとに監督が違うシーンが挿入され、全てを組み合わせて作品が作られるということに改めて驚きを感じます。

 

 

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ジブリとの関係は?

上記でご紹介した通りアニメーション監修の舘野仁美さんは、1987年~2014年までスタジオジブリでアニメーション制作に関わってきました。

また撮影監督の泉津井陽一さんも、1997年からジブリでCGや撮影を担当していた方です。

さらにアニメーション時代考証を担当する小田部羊一さんは、アニメ「アルプスの少女ハイジ」の制作をジブリの宮崎駿さんや高畑勲さんとともに担当していて、ジブリとは深いつながりのある方です。

 

OPアニメーションがジブリっぽいと言われるのは、ジブリに関わった人々がアニメを制作していることは大きな一因といえるでしょう。

また、広い世代が見るNHK連続テレビ小説のOPは、幅広い支持を得ているジブリアニメへのオマージュであることで、更に視聴者にも浸透した要因になっていると思います。

 

 

まとめ

2019年4月放送開始のNHK連続テレビ小説「なつぞら」のアニメーションの制作や監修の方についてご紹介してきました。

ジブリと深い関係のある方々が「なつぞら」のアニメーション制作に携わっています。

主人公の奥原なつは、成長してアニメーターを目指すことになります。

なつの関わったアニメ作品がドラマの中で「劇中アニメ」として出てくるのではないかなと、期待が沸いてきますよね!

 

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