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なつぞらの脚本家が今まで手掛けた作品にハズレなし?100作目に期待!

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2019年4月から放映開始されるNHK連続テレビ小説が、100作目を迎えます。

100作目のテレビ小説は、戦後の北海道からストーリーを開始します。

脚本は大森寿美男さんが担当するオリジナルのお話です。

最近、ドラマにおける脚本家への注目度が高まっているなか、NHK連続テレビ小説100作目の脚本を手掛ける大森寿美男さんについて、ご紹介していきたいと思います。

 

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なつぞらの脚本家は?

なつぞらの脚本を担当する大森寿美男さんとはどんな人物でしょう?

・生年月日:1967年8月3日

・出身地:神奈川県

・職業:脚本家・演出家・映画監督

 

『渡辺えりさんとの関連が深い?』

現在は、脚本・演出・監督として作品を裏から支える存在ですが、1990年代渡辺えりさんが主宰していた「劇団3○○(さんじゅうまる)」で俳優として出演経験を持っています

・舞台「深夜特急~めざめれば別の国~」(2018年):演出担当

1996年、渡辺えりさん主宰の劇団「劇団3○○(さんじゅうまる)」で上演された「深夜特急~めざめれば別の国~」が、2018年「オフィス3○○(さんじゅうまる)」で再演されました。

大森寿美男さんは再演の演出を担当しました。

ちなみに、この舞台の演出オファーは「なつぞら」より先で、「なつぞら」の脚本と掛け持ちの状態だったとのこと。

渡辺えりさん主宰の劇団での経験が、大森寿美男さんの活動に大きく影響していることが伺えます。

 

大森寿美男の過去作品は?

テレビドラマはNHKの作品を多く手掛けています。

 

・連続テレビ小説「てるてる家族」(2003年~2004年)

連続テレビ小説シリーズ初の地上デジタル放送として放映された作品です。

戦後、銀行員をやめてパン職人になることにした岩田春男。

妻・照子との間にできた子供は4人姉妹でした。

子供たちは、それぞれの夢に向かって歩みだします。

末っ子の冬子は、軽い気持ちで「宝塚を目指している」と言ってしまった流れで、宝塚音楽学校に進学を果たします。

才能あふれる学友たちの中で、自分の才能に疑問を感じ、音楽学校卒業後、自分の生きる道はパン職人であると気づき、パン職人にとして修業を始めます。

パン職人としての才能を開花した冬子は、母・照子が始めたテレビジョン付き喫茶店「シャトー」を「ベーカリーてるてる家族」として再スタートさせたのでした。

 

・クライマーズ・ハイ(2005年)

群馬県の地方新聞社の記者・悠木和雅は、管理職になることを嫌い、あらゆる分野の記事を書く遊軍記者という立場でした。

8月12日、日航機墜落事故が発生します。

墜落地点が群馬、長野など錯綜する中、地元の新聞社で、山登りが趣味で地形に詳しかった悠木が日航機の事故関連の編集を全て担う全権デスクを命じられます。

事故が起こるまでは、責任から逃れるように立ちまわって過ごしていたため、悠木は重大事故の紙面編集の重責に押しつぶされそうになります。

混乱する現場で報道の目的や意味を見失いそうになる悠木。

しかし、情報を求め新聞を購入する事故遺族を目の当たりにして、墜落事故関連の報道を記事にする責務に気づきます。

 

・精霊の守り人(2016年~2018年)

3年に渡り、放映された冒険ファンタジー大作です。

上橋菜穂子著の原作「守り人シリーズ」をドラマ化する脚本を大森寿美男さんが三シーズンに渡って担当しました。

目に見える人間の世界と目に見えない精霊の世界が同時に並行して存在する世界。

短槍使いの女用心棒・バルサが、新ヨゴ国の皇子チャグムを守りながら旅をすることになります。

チャグムは精霊の卵をからだに宿していたため命を狙われていたのです。

チャグムを狙う敵をバルサが倒して、旅は続きます。

 

バルサと初めて出会ったチャグムは11才、第三シーズンでは18才になっていて、物語は7年間の時間を追いかけるストーリーです。

第一シーズンで皇子だったチャグムは、第二シーズンでは皇太子になっています。

皇太子として他国との駆け引きも生じる立場になっているチャグムのまわりには彼を皇太子から引きずり降ろそうとする勢力が暗躍しています。

国どうしの争いの中、他国に捕えられていたチャグムをバルサが救出しました。

さらにチャグムは実の父・帝とも対立している状態です。

 

第三シーズン、新ヨゴ国と他国との戦いが続く中、洪水が新ヨゴ国を襲います。

チャグムの父の帝は、新ヨゴ国とともに水にのまれることを選びました。

最期に帝は民をチャグムに託しました。

山の宮で新しい新ヨゴ国をチャグムは民ととも築いていこうとしていました。

バルサは幼馴染みのタンダと気持ちを確かめ合い、新しい土地で始まる新ヨゴ国の民として暮らしていきます。

 

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なつぞらのあらすじ

昭和21年、戦争で両親を失った奥原なつは9才、亡き父の友人・柴田剛男に連れられ北海道の十勝地方に来ました。

亡き父は戦争でもしもの時は、お互いに助けあうことを柴田剛男と約束していたのです。

柴田は十勝で酪農をやっていました。

見知らぬ土地に連れられてきたなつですが、ここで生活する覚悟を決めて、牛や馬の世話、乳しぼりなど手伝いも積極的に頑張って生活に溶け込んでいきました。

 

日々を懸命に暮らしているなかで、山田天陽と知り合いました。

芸術的な才能で、躍動感あふれる馬の絵はなつの心を揺さぶりました。

山田天陽も、戦争で家を失い、北海道に家族で移住してきたのです。

なつは、山田天陽から、絵が動く「漫画映画」の世界を教えてもらいました。

高校生になったなつは絵の仕事がしたいという希望を持つようになっていました。

 

音信不通になっていた実兄・奥原咲太郎が東京にいることを知らされたなつは、絵を動かす仕事の夢をかなえるために、東京の兄を頼って上京する決意を固めました。

アニメ創成期の業界に飛び込んでいくなつの奮闘ぶりは、日本アニメ初期の様子も描きだします。

 

まとめ

NHK朝の連続テレビ小説、記念すべき100作目の脚本を担当する大森寿美男さんについて、ご紹介してきました。

NHKの大作ドラマや社会派ドラマを多数手掛けている方です。

連続テレビ小説の脚本は「てるてる家族」で過去にも担当している大御所脚本家さんです。

北海道十勝地方と東京、酪農とアニメーター。

奥原なつが、北海道で何を感じ吸収し成長するのか、上京した時アニメーターとしての才能にいかに北海道のテイストを落とし込んでいってくれるのか、大森寿美男さんの脚本に期待したいです♪

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