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グッドワイフの脚本は篠崎絵里子で手掛けた作品は?過去の評判も!

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2019年1月放送開始のTBS日曜劇場はアメリカの人気ドラマ「The Good Wife」のリメイクドラマです。

最近、弁護士ドラマが人気ですが、いよいよTBSの日曜劇場にも登場です。

 

脚本は篠﨑絵里子さんが担当します。

篠﨑絵里子さんがこれまで手掛けてきた作品をご紹介します。「グッドワイフ」放送開始が楽しみになること請け合いです♪

 

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篠崎絵里子が手掛けた作品は?

社会派のストーリーに定評がある篠崎絵里子さんの手掛けた作品をご紹介します。

 

・ドラマ「紙の月」(2014年):NHKドラマ

主演・原田知世さんで5回に渡って連続ドラマとして放映されました。

「紙の月」は同じ年に映画も公開されています。

映画版の脚本は早船歌江子さんでした。

映画版も数々の映画賞を受賞して話題になっています。

 

ドラマ版「紙の月」は、日常に戻れなくなる状態が日常とほんの隣り合わせである描写を丁寧に描いた作品です。

ドラマならではの丁寧な描写で犯罪と日常の境界線がわからないという現実を突きつけてきます。

 

梅澤梨花は夫の正文との生活でいわゆる「倦怠期」を迎えていました。

梨花は銀行にパート勤務を始めました。

社会で働き報酬を得る喜びを感じる梨花でしたが、夫は梨花の仕事はあくまで梨花の気晴らしという認識でした。

人は言います。

「何が不満なの?」

不満に思うことでないのは梨花にもわかっています。

梨花は銀行業務の中で顧客の老人たちから絶大な信頼を得ていくようになりました。

 

そんなある日、梨花は顧客である平林孝三の孫・平林光太と出会いました。

光太は自主制作映画への出演を梨花に頼みました。

「あなたが必要なのです」

映画に必要だという意味ですが、梨花の心が満たされていく言葉でした。

嬉しい気持ちで、高級化粧品を売る呼び込みについ反応してしまった梨花。

化粧品を買う5万円の持ち合わせはなかったけれど、お客から預かったお金はありました。

「ほんのちょっと借りるだけ」

梨花が道を踏み外した最初の一歩でした。

 

光太と会っている時、梨花は気持ちが満たされました。

やがて、光太が喜ぶことをしたいと思うようになっていった梨花。

光太と会う費用や光太と会う時のおしゃれにお金を使うようになった梨花はすでに自分のお金を使い果たしています。

それでも光太を喜ばせたい、お金を使いたいー梨花は光太の自主制作映画の資金を顧客からの預かり金から流用して渡しました。

 

光太にとって、梨花はお金をどんどん出してくれる現金支払機の感覚になっていきました。

梨花は自分と光太のために、次々と客のお金を使いこみました。

すでに返済することができない巨額に積みあがった横領額。

 

梨花に出会って光太は変わっていきました。

梨花にねだって欲しい物を与えられる存在―映画制作の夢も語らなくなっていました。

そして光太は女を作っていることが発覚しました。

「僕を解放して欲しい」

梨花に懇願する光太の姿はかって、夫に認めてもらえないと不満に思っていた自分の姿そのものでした。

 

梨花の夫は海外赴任が続いていたので、おかしいと思いながらも、決定的な事態を避けていました。

梨花は横領がばれる寸前に光太と別れ、夫婦旅行と称し正文とシンガポールに出かけました。

夫の正文とはシンガポールで別れました。

「君が必要なんだ」

別れる直前の正文の言葉こそ、梨花がずっと欲しかった物でした。

 

梨花は自ら隣国に出国しようとしていました。

国際手配がかかっていなければ、まだ逃亡できる、梨花は出入国審査場に向かって歩き出しました。

 

善と悪の境目はこんなに脆いものなのでしょうか?

原田知世さんが演じる梨花は犯罪者に見えなくて、犯罪者の自覚もなくてーでも気が付いたら後戻りできないところまで堕ちていました。

梨花は外国逃亡という手段に出ました。

自らの意思で選択した生き方にほほ笑み、歩き出す姿が印象的なラストです。

 

 

・映画「人魚の眠る家」

東野圭吾原作「人魚の眠る家」の映画化脚本を担当しました。

「脳死」と科学技術の発展は、「死」の概念を変えて、各個人に認識に齟齬が生じ追い込まれていくストーリーです。

 

播磨和昌はIT機器メーカー・ハリマテクスの社長です。

播磨薫子は和昌の妻です。

2人はすでに夫婦としては壊れた状態でしたが、娘の瑞穂の受験まで離婚を待っている状態でした。

 

ところが、その瑞穂が水泳で溺れ脳死状態と診断されます。

脳死を受け入れることが出来なかった2人は、ハリマテクスの最新技術を使い、瑞穂を人工心肺装置から切り離す手術を行いました。瑞穂は自宅で車椅子に座って過ごすことが可能になりました。

 

ハリマテクスの研究員の星野裕也は、瑞穂で人工心肺装置から解放する研究を実現できて、さらに研究にのめりこんでいきました。

眠った状態の瑞穂に電気信号で筋肉を動かし、運動させ、さらに、表情まで動かし始めたのです。

繊細な装置での操作なので星野は播磨家が職場になります。

 

星野は瑞穂が「人間らしく生きている」ために必要な技術だという使命感を持っています。

播磨薫子は星野の技術で瑞穂が「生きている」喜びを感じ、瑞穂の介護にのめり込んでいきました。

 

しかし、近所では「死体」がいる屋敷と噂されるようになっていきます。

瑞穂は「生きている」と信じている薫子にもその噂は届きます。

 

何をもって「死」というのか?

時間がたつにつれて、薫子も和昌も星野も、何が正しいのかわからなくなっていきました。

 

精神的に追い詰められた薫子は、瑞穂に刃物を突きつけました。

今から瑞穂を殺したら、私は殺人で捕まりますか?私を殺人者にできるなら、瑞穂は私が殺すまで生きていたことになりますから、と。

瑞穂は「死体」でないと証明できますから!

駆け付けた警察官も、和昌も星野も誰も、薫子の問いに答えることなどできませんでした。

 

瑞穂は生きているのでしょうか?

電気信号で笑うことの意味は何でしょうか?

眠っているだけで他は「健康」な瑞穂を「死体」と噂する近所に人々を責めることをできるでしょうか?

「脳死」の瑞穂を殺そうとする薫子は狂っているのでしょうか?

 

答えを見つけることが出来ない問いを畳みかけるように視聴者に投げかける作品です。

 

映画という尺の中で重たい「脳死」というテーマを問題提起する作品で、視聴者一人一人が何を感じるか、また感じることが個々に違うことこそ、きっと大事なのだろうと思います。

 

 

過去作品の評判は?

篠崎絵里子さんが脚本を担当した過去の作品の評判をツイッターからご紹介します。

 

まれ 脚本の篠崎絵里子さんは向田邦子原作のドラマ『胡桃の部屋』を書いてるから、母親の業みたいのを描くセンスは元々ある人なんだろうな。今日の藍子の表情は向田邦子のドラマに出てくる母親の顔だった。

 

本日24時(明日7/1の0時)からチャンネル銀河にて『眠れる森の熟女』(2012)開始。朝ドラ『まれ』の篠崎絵里子脚本で、前半部は小さくまとまったラブコメだったものが中盤あたりから話が盛り上がってぐんぐん面白くなった。篠崎さんの作品を注目していこうという気になった作品。

 

震える牛

食品偽装、狂牛病、警察内部のもみ消し

1、2話を見た(全5話)

重厚で見応えのあるドラマだ。

 

あしたのジョーの実写 改めてみても、良く出来ていると思う。山Pも、似てると思うし頑張っていたと思う。身体が熱くなる映画です。ダイエットに良いかも。

 

松本清張「花実のない森」ドラマ面白かったー!中山美穂さんって「眠れる森」もそうだけどサスペンスドラマ合う✨綺麗✨また、冷徹な男が感情剥き出しに行動的になっていく様を演じる東山紀之さんにも引き込まれるけど

数回会っただけの人が家の前で帰りを待っててキスされる所が1番怖かった

篠崎絵里子さんが脚本を担当された作品の中でも、「震える牛」は食品偽装など社会問題化したテーマで視聴者の問いかける内容でした。

ジャンルはちがいますが「人魚の眠る家」同様、視聴者に問題提起する作品は特に評価が高い印象があります。

 

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グッドワイフのあらすじ


東京地検特捜部長を夫に持つ蓮見杏子は専業主婦として、家庭の切り盛りをする日々でした。

平和な日常は、夫が汚職事件で逮捕されて激変しました。

杏子は子供たちの生活を守るために弁護士への復職を決意します。

ブランクのある中で、弁護士の仕事を必死にこなしながら、一方で夫の汚職事件の真相も杏子は探り始めます。

汚職事件は、夫の逮捕で幕引きを図っただけで、真相は闇に紛れてしまっているようなのです。

弁護士事務所の人間関係も複雑で、日々追われる訴訟の対応に、汚職事件の真相と、目まぐるしい日々に立ち向かっていくことになります。

困難な日々に社会復帰した女性として立ち向かっていく姿を描くドラマです。

 

 

まとめ

アメリカで人気シリーズだった「The Good Wife」は、日本でもNHKで放送されファンの多い作品です。

日本版リメイクで2019年1月からTBSの日曜劇場枠で放送されますので、俄然注目度が高くなっています。

脚本は社会派作品に定評のある篠崎絵里子さんが担当ということで、数々の訴訟を取り上げる内容も充実した物になることが期待できます。

勿論、ドラマの顔である、主演の常盤貴子さんの活躍にも注目です!

 

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