『探偵が早すぎる』は井上真儀さんの小説で、2017年に上下巻発売された新感覚のミステリー小説です。
その小説が今回ドラマ化されるということで、注目を集めています!
キャストは、滝藤賢一さんと広瀬アリスさんのW主演。
水野美紀さんも物語のキーマンとして登場しますね。
ドラマ化されるにあたって、気になるのは原作との違いではないでしょうか?
今回は登場人物のキャラ設定が原作と違う!との声が多かったので、まとめてみました。
『探偵が早すぎる』原作との違いは?
まずは原作小説のあらすじをご紹介します。
父の死により莫大な遺産を相続した女子高生の一華。その遺産を狙い、一族は彼女を事故に見せかけ殺害しようと試みる。一華が唯一信頼する使用人の橋田は、命を救うためにある人物を雇った。
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ドラマも”一華が莫大な遺産を相続し、遺産目当ての一族に命を狙われ、”早すぎる探偵”が次々とトリックを見破る”というあらすじは同じようです。
大幅に違うのが、登場人物のキャラ設定です。
公式サイトで一華は以下のように紹介されています。
十川一華(そがわいちか)
父親・瑛の死により、突如5兆円の遺産を引き継ぐことになる女子大生。 しかし、その結果、父親の兄弟たちである大陀羅一族から命を狙われることに。 勝ち気な性格で、いつも千曲川と反発し合っている。
まず、原作では主人公の一華は”女子高生”です。
でも、ドラマでは21歳の”女子大生”になっていますね。
一華役は広瀬アリスさんなので女子高生は無理がある・・・と感じての設定変更なのか、命を狙われるのが未成年ではちょっと・・・等のモラル的な配慮なのかわかりませんが、ここが微妙に違いましたね。
あとは一華の性格ですね。
”勝気な性格”とありますが、原作小説では全然勝気ではありません(^^;)
むしろちょっと気弱で真面目、かなり鈍くて純粋な女の子。というイメージです。
キャラ設定が正反対ですねw
ドラマでのセリフのやり取りが面白くなるように・・・でしょうか?
私は小説の、純粋でお嬢様らしくない一華が好きなんですけどね~
ドラマだと勝気な性格なので、生意気なお嬢様になってしまうのかな・・・?
続いて、”早すぎる探偵”千曲川光です。
公式サイトでの紹介は以下です。
千曲川光(ちくまがわひかる)<年齢不詳>
“犯罪を未然に防ぐ”極めて稀な探偵で、トリック返しをモットーとしている。
偏屈な性格で、コミュニケーション能力が著しく欠如している。
この千曲川光は、”滝藤賢一”さんが演じていますね。
まずこの時点で、原作との違いに違和感です。
原作の千曲川光の見た目は、中性的で女性とも男性ともとれるような容姿をしています。
橋田は光のことを「性別は男、ただし心は女。しかして性的指向は同性愛」と紹介していました。
つまり身体や性別は男だけど、中身は女性で、女性が好き、ということですよね。
次に性格ですが、ドラマでは”偏屈でコミュニケーション能力が著しく欠如している”とありますが、原作ではそんなイメージは全くありません。
犯人にトリック返しをする時には、自身に満ち溢れていて、ペラペラとよく喋る印象です(失礼)
偏屈さは特になく、一華との初対面でも、橋田と冗談を言い合いながら楽しそうな雰囲気でした。
光を演じる滝藤賢一さんは俳優としてすごく好きですし、最近は本当に色んな役を演じているので、今回の千曲川光もうまく演じてくれると思いますが、原作を読んだ私の感想としては光役が滝藤さんというのは少し違和感を感じてしまいますね(>_<)
最後に、一華の家政婦である橋田政子。
公式サイトの紹介は以下です。
橋田政子(はしだまさこ)<年齢不詳>
両親のいない一華を育てているツンデレ家政婦。
様々な資格や免許を取得した才色兼備で、マナーや言葉使いなど 一流の振る舞いを一華に叩き込んでいる。
探偵・千曲川に一華を守るように依頼した張本人。
橋田がツンデレというのは原作通りです。
ツンデレというか、傍若無人というか・・・w
一華が主人であるにもかかわらず、普通に反抗するしバカにするし、二人の関係は見ていておもしろいですw
千曲川光とはどんな関係があるのか・・・謎がありそうな人物です。
そして、ドラマでのオリジナルキャラクターも登場するようです!
城之内翼(じょうのうちつばさ)<21>
一華と同じ大学で、一華の想い人。
このキャラは原作では出てこないので、一華とどういう風に絡んでいくのか楽しみですね!
この人までもまさかの敵・・・?とかなったら面白いかも!(一華はかわいそすぎるけど)
大陀羅家には亜謄陀と朱鳥以外にあと5人の兄弟がいて、その末っ子である天后が大ボスになるはずなんですが、ドラマのキャストにはいませんでした。
大陀羅家のドラマキャストは以下です。
大陀羅朱鳥(だいだらあけどり)<56>
大陀羅家の第一子長女で女帝と呼ばれるラスボス的存在。
あらゆる手を使って一華を狙い、兄弟である亜謄陀とはいつも対立している。
朱鳥は原作では第二子長女なんですけどね。
まぁそこはどっちでもいいけどw
ラスボス的存在の天后がいなくて、公式サイトでこんな風に紹介されているということは、朱鳥がラスボスになるんでしょうね。
そして、原作では結婚していて苗字が大陀羅ではなかったのですが、ここも独身という設定でしょうか?
子供はいるので、結婚して離婚したのか?
よくわかんないですね(・∀・)
大陀羅亜謄陀(だいだらあとうだ)<52>
大陀羅家の第二子長男。
財政界ともつながりを持つ不動産の帝王。
かなりの権力を持っている。
原作では朱鳥が妹になりますが、ドラマでは亜謄陀が弟なんですね。
亜謄陀にも子どもが二人いますが、ドラマでは出てこないようです。
大陀羅麻百合(だいだらまゆり)<28>
朱鳥の娘で母親から一華を狙うよう指示されている。
大陀羅壬流古(だいだらみるこ)<33>
朱鳥の息子で母親から一華を狙うよう指示されている。
この二人はもちろん原作でも出てきますが、麻百合は一番最初で千曲川に返り討ちに合い、心が折れてしまう程大陀羅家の中では一番繊細なイメージでしたが、朱鳥の子供が壬流古と二人という設定なら(原作では4人です)結構活躍するのかもしれませんね!
こうして見てみると、原作とは結構違いがあることが分かります。
麻百合と壬流古が活躍するも千曲川に敗れてしまい、最後に亜謄陀と朱鳥の大ボスが登場する流れでしょうか?
原作との違いについてTwitterでの反応は?
Twitterでも、原作を読んだ方が登場人物のキャラ設定について意見がいくつかあったのでまとめてみます。
探偵が早すぎるのドラマキャスト(千曲川)が悪すぎる…。なんで原作準拠にしてくれないのか…
探偵が早すぎるドラマ化は楽しみだけどヒロインが広瀬アリスでマジ萎える もっと若い子いるでしょ…
探偵が早すぎる、原作とはだいぶキャラが違うけどたぶん面白いドラマだから見て、コンセプトが完璧
「探偵が早すぎる」ドラマ化するの!? 楽しみだけど、役者さんはもう少し若い方がいいような…
探偵が早すぎるドラマ化すんのか嬉しいと思ったけど探偵役が 女顔の性同一性障害かつ同性愛者という性癖ぶっ込み探偵(肉体は男)というものじゃなくて むさ苦しいオッサンになってんの俳優には悪いけど嫌なんだけど
ちょっと前から読み始めてた「探偵が早すぎる」まじかドラマ化か… ちょっと設定いじってるのね 主演のイメージ違い過ぎて驚く
やはり原作を読んだ人はキャスティングに違和感を持っている方が多いですね。
俳優さんが悪いわけではないんですが、やはりイメージはかなり違ってくるなーと思います。
個人的には、大陀羅家の他のメンバーもキャラが濃いので登場させてほしかったんですが・・・
天后とか特に、重要キャラなのにな~
でも反対にこんな声もありましたよ!
全人類〜〜!!!! 探偵が早すぎるだよ!!!!!!! 見よ!!!!!!!!
まーーーじで!?!?!? 探偵が早すぎる、キャストの安定感が素晴らしい……
何回見てもドラマ探偵が早すぎるのメインビジュアルが最高すぎるな…スピード感がすごい ついてこれるかな?感がある
あっえっ⁉︎探偵が早すぎるドラマ化するの⁉︎あぎゃー!ありがとうございます!超楽しみ!
原作と設定は違うとはいえ、キャストは豪華なので楽しみ!!との声も多かったです!
原作との違いを気にしすぎてしまうと楽しめないので、ドラマはドラマで楽しんだ方がいいかもしれないですね(*^^*)
まとめ
『探偵が早すぎる』は原作とドラマで登場人物設定に違いがあり、少し違和感ですが、ドラマ出演者は豪華なので、楽しめそうな予感です(*^^*)♪
特に滝藤さん演じる『千曲川光』がどんな探偵になるのか、楽しみですね!