2018年1月スタートのドラマ「初めて恋した日に読む話」。
春見順子は、結婚でもしようかと投げやりにお付き合いなどして、当然振られてしまうアラサーの残念女子です。
学生時代を振り返り、あの時もっと楽しんでいれば…と生産性のない考えを頭に巡らせ続ける日々が突然終わりました。
順子が講師として働いている塾に不良高校生がやってきたのです。
「俺を東大に入れてくんない」
無気力なアラサー女子は、生徒を東大に入れる目標を持つことで変わっていきました。
そして気付けば、教え子の匡平、匡平の担任で順子の同級生だった山下一真、順子のいとこで東大卒のエリート八雲雅志―いい男3人から告白されている状態になっていました!
モテ期到来!?
いえ、違います。
順子は元来、モテる子なのです。
本人が気づかないだけ、見ようとしないだけーそれだけだったのです。
残念でなくて、実は致命的鈍感女子だったわけです。
いい男ばっかり3人に迫られて、順子は誰を選ぶのでしょうか?
初めて恋をした日に読む話のあらすじ
自称「恋も受験も就職も失敗した」アラサー女子・春見順子。
東大受験を失敗して母親から期待を裏切った娘のレッテルを貼られたことを三十過ぎてもいまだに引きずっています。
正社員になれなかったので、塾の講師をしていますが、情熱などサラサラ持ち合わせていない講師についていきたい生徒はいません。
塾講師もいつ切られてもおかしくない状況でした。
しかし、不良で社会的価値のない息子をどこでもいいから大学に入れて体裁をとりつくろいたいと、由利親子が塾にやってきました。
息子の匡平を社会のゴミ扱いする父親の言葉は、大学を失敗した当時の順子をズタズタに否定する母親の態度を彷彿とさせるものでした。
匡平の父親に順子は怒りをぶつけました。
それは、母親に言いたかった順子自身の心からの叫びでした。
順子の叫びは、匡平を変化させます。
翌日、匡平自身が塾にやってきて順子に言いました
「俺を東大に入れてくんない?」
春見順子と由利匡平は、東大合格を目指し走り出しました。
匡平にとって、順子は自分の心の鬱憤を父親にぶつけてくれた女性です。
教え子として接しながら、やがて順子への恋心が募っていきました。
匡平の担任・山下一真は、匡平が東大を目指すときいて驚きました。
山下一真が教職員として働いている、すなわち匡平が通っている高校は、いわゆる底辺校だったからです。
東大進学希望者などいない学校なのです。
塾の先生に指導を受けるという匡平から出てきた名前を聞いて山下一真は驚きました。
高校時代、片思いをしていた相手だったのです。
その頃の春見順子は目標に向かって生き生きと頑張る素敵な女子高生でした。
山下一真は「今は勉強のことしか考えることができない」という春見順子に見事に振られてしまいました。
しかし、心機一転、大学に入学して高校の先生になった経歴の持ち主です。
バツ一ですが、生徒の由利匡平が春見順子の名前を口にした時、山下一真は高校時代から変わりなく順子思っていた自分を自覚しました。
八雲雅志は春見順子のいとこで、中学高校の同級生でもあります。
ともに大学を目指す親せきで同志―と順子は思っていますが、雅史はずーーーっと順子に片思い状態だったのです。
雅史が東大に合格し、順子は東大に落ちてしまったことで、2人の関係は崩れてしまったのです。
順子の母は、東大に落ちた順子を雅史といつも比較しては、順子を否定するのも一因でした。
順子への想い以外は全て手にした雅史ですが、順子に関することはことごとく、うまくいかず、順子にふりまわされている状態です。
順子を好きだというライバルが複数出現し、本気であせっています。
ラストは誰と?原作漫画から予想!
原作漫画の表紙を見れば、ほぼほぼ予想はつきますw
現在、原作漫画は単行本が6巻まで出版されていますが、表紙のイラストは全て順子と匡平です。
しかも、巻数を追うごとに密着度が上がっています。
これで、雅史か山下とゴールインしたら、白目で気絶しそうですw。
断言しましょう!
14才年下だろうが、先生(塾の)と生徒(塾の)の禁断の恋だろうが、匡平とくっつく以外の選択肢なんぞない!
…と言い切ってしまいましょう…かね?(←最後は弱気っぽく逃げ場を作っておくです)
3人の男の魅力は?
・由利匡平
父親は官僚です。
息子の匡平の成績が悪く、偏差値の低い高校に入学したことを「恥」と感じ「社会的な価値がない」と言い切ります。
そんな父親の社会的立場を考慮せず、
「こんな親の言うことなんて聞かなくていい」
と言い切った順子に心を動かされ、順子の指導で東大合格を目指します。
髪の色はピンク!
父親への反抗の証しです。
地頭が良いので、中学校から全く勉強していないが、あっと言う間に中学レベルの学習はマスターしてしまいます。
順子が好きなのですが、順子にいくら迫っても
「先生と生徒」
「恋愛考えている暇あるなら勉強」
とはぐらかされてしまっています。
年下の教え子を一番意識しているのは、順子なのですが。
・山下一真
高校時代の順子に片思いしていた同級生です。
東大を目指し、全てを犠牲にしてそれでも生き生き目標に向かって突っ走る順子に惚れて、告白しますが、
「勉強しか考えられない」
とあっさり振られてしまいます。
しかし、順子に刺激されて、一念発起し大学進学を果たし高校の教師になりました。
担任のクラスの匡平が、東大進学を希望して驚きますが、志望のきっかけが一馬の人生を変えた順子であることに更に驚きました。
そして、高校時代にフラれてからも順子への想いが変わっていないことに気が付きました。
予想ですが、3人の中で一番不利な状況な気がします(^^;。
・八雲雅志
春見順子とはいとこで、ともに東大を目指してずっと闘ってきた同志のような存在。
雅史が東大に合格し、順子が不合格になったため。それまでの関係が一気に崩れてしまいました。
イケメンで東大も優秀な成績で卒業しエリート街道を突き進んでいる雅史の姿に、アラサーの順子は、負い目と引け目しか感じなくなっていました。
雅史は一途に順子を想っているのに、関係はぎくしゃくする一方でした。
そんな順子が急にやる気を出して高校時代の気持ちを取り戻したのかと思ったら、14才年下の強力なライバルが現れて、焦っています。
順子以外の女性なら7秒見つめれば落とすことができるのに、なぜ!?
いとこという立場で長いこと(30年以上)、近くで想っているのに、恋がかなわない、可哀そうな立場です(人生順風満帆なのに、一番欲しい人の心が掴めないのです)。
予想される匡平と順子の恋が成就しない、ストーリーがひっくり返る驚きの展開なら、チャンスあり!と思われます。
まとめ
春見順子さんは、受験を失敗し、就職を失敗し、恋にも失敗したそうですが、ずっとモテモテだったのですよね。
でもいじけてしまった気持ちは、真正面から物事を見る勇気も奪ってしまって。
匡平の東大合格という目標に向けて、再び走り始めて、順子を想う3人の気持ちを知っていますが、高校時代の順子と同じなのですね。
匡平を合格させることに全精力を注いでいます。
基本的に、順子は不器用なのでしょうね。
受験が終わるまで、順子は恋愛を頭から追い出すのに躍起になっています。
3人、頑張れ!
順子との恋愛にたどり着くには険しい道のりばかりですが、がんばってくださいっ(イケメンが苦労するのを見るのは楽し…←ボカッ(殴))