働き方改革が社会問題化するのはなぜでしょう?
定時で帰りたくても、帰れない風潮が日本にこびりついているからです。
しかし、長時間労働は結果的に労働生産性が低くなることが指摘されています。
残業をしないで、要求された仕事をいかにこなすか?が今の労働の問題です。
残業をしないと、仕事が終わらないということは、労働生産性が低いということを、私たちが認識できていないということなのでしょう。
ドラマ「わたし定時で帰ります」の主人公・東山結衣(演:吉高由里子)は、労働生産性の高い社員です。
残業時間に突入することなく、要求される仕事を定時で終わらせ、きちんと自分の時間を持つことを大事にしている人物です。
しかし、東山結衣は、正しい行動をとるために、会社内で嫌みを言われることに耐えています。
「ほんとに定時で、帰るんだな」
結衣はこの言葉と戦って、自分の時間を勝ち取っている女性なのです。
その結衣を、「愁」と名乗る人物がサポートしています。
「愁」のもたらす情報によって、結衣は定時で帰ることができる側面があります。
「愁」というのは何者なのか、気になりますよね。
ドラマの原作から謎の男「愁」をネタバレしていきたいと思います。
私定時で帰ります、謎の男愁とは?
「わたし、定時で帰ります。」放送開始まであと8日だね、愁くん(((o(*゚▽゚*)o)))! pic.twitter.com/qPq4c1ncrO
— R子 (@d0ri0_) 2019年4月8日
謎の男「愁」は、結衣の知り合いです。
結衣にとって、有益な情報を提供してくれる「結衣の味方」である存在です。
ドラマでは正体が謎で、視聴者にも非常に気になりますよね。
愁の目的は?原作からネタバレ!
ここからネタバレ注意の内容になります。
愁は結衣の元恋人・種田晃太郎の弟で、現在引きこもりです。
大学卒業後、就職した先で懸命に働きました。
優秀な兄の仕事人間な生き方をマネして、自分も必死に頑張りましたが、結果が出せずにうつと不眠になってしまいました。
追いつめられた愁に、兄は「寝なくても仕事はできる。精神力でのりこえろ」と言ってしまいます。
愁は精神的な限界に達してしまいます。
自殺しようと考えたのですが、当時兄がつきあっていた結衣が「二日酔いで有給をとった」ことを思い出しました。
兄のような考え方の人ばかりでないことを思いだした愁は、死ぬことをやめて会社を退職して引きこもりになりました。
引きこもりながら睡眠をとることができる幸せをかみしめていました。
結衣と愁は一度しか会ったことがありませんが、仕事に殺されることを嫌う同志となってネットで連絡を取り合う仲になっていきました。
結衣に有用な情報を提供するかわりに、愁は情報提供料を結衣からもらっていたのです。
結衣の勤務部門は、福永清次が部長に就任してからどんどんブラック化していきました。
結衣はこのままでは死人が出ると危機感を覚えるようになっていきます。
晃太郎もオーバーワークの状態で、愁も兄の過労死への危機感を覚えていました。
結衣と愁は、元凶である福永を追い出す計画を立て始めます。
結衣の秘密の協力者として、愁の役割はストーリーの重要な部分を担ってくる存在になります。
愁役の俳優は誰?
『Sakura da Park』
第3回目のゲストは声優の小野大輔さん。番組では桜田通&小野大輔さん宛の質問を大募集中!4月22日まで質問をお待ちしています!
「質問はJFN PARK Sakura da Parkの”番組にメール”からお願いします」https://t.co/0DynBcH0yN pic.twitter.com/DHW7aX0t1D— 桜田通 (@s__dori) 2019年4月19日
結衣の協力者として、結衣や晃太郎の職場のブラック化を阻止する重要な役割を後々果たすことになる「愁」を演じるのは、桜田通さんです。
・読み方:さくらだ どおり
・生年月日:1991年12月7日
・出生地:東京都杉並区
・身長:180 cm
・血液型:B型
・職業:俳優
・活動期間:2005年~
・所属事務所:アミューズ
出演のドラマと映画を一本ずつご紹介します。
・ドラマ「クズの本懐」(2017年):粟屋麦役
安楽岡花火と粟屋麦は高校生カップルです。
しかし、2人が本当に好きなのは別の人でした。
2人が付き合っている目的は、満たされない片思いの感情をお互いのからだで埋めあうためでした。
体だけの関係の2人だったのです。
花火が好きなのは担任の鐘井鳴海、麦が好きなのは音楽の先生の皆川茜。
花火と麦の希望はかないませんでした。
鳴海と茜が結婚することになった時、花火と麦はからだだけの関係でない感情を互いに感じ始めていました。
しかし、お互いを好きにならないと決めていた2人は、好きと言う感情を持ったことで別れることを決意したのでした。
・映画「ラ」(2019年):岡浜慎平役
解散させてしまったバンドを復活させようと決めた慎平。
バンド活動には金が必要で、慎平を好きなゆかりが、お金を貸してくれました。
ただし、条件があります。
お金を借りるたびに「結婚スタンプ」に押印すること。
慎平はバンドの再結成にしか興味はないのに、ゆかりはスタンプが埋まって慎平との結婚が近づくことに喜びを覚え、お金を貸し続けます。
慎平がともにバンドをやりたい黒やんとの再会。
しかし、黒やんと再会したことで慎平は犯罪に手を染めます、黒やんが再びバンドに戻ると信じて。
三人が目指すバラバラの道。
赤ちゃんの産声は「ラ」-始まりの音。
音を奏でたい、人生を前進したいー音楽だけを夢見る慎平の挫折。
バンドの復活青春物語と思ってみると全く違う、泥臭い人間のぶつかり合いは中毒性のある作品として人を惹き付けます。
まとめ
ドラマ「わたし定時で帰ります」で謎の人物「愁」の正体を原作からネタバレでご紹介しました。
「愁」を演じている桜田通さんが出演しているドラマや映画をご紹介しましたが、どの役も一筋縄でない役です。
引っかかりのある性格を演じる俳優さんという印象があります。
ドラマ「わたし定時で帰ります」の中でも、気になる存在感は桜田通さんのオーラなのかもしれません。