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ハードコア原作漫画からネタバレ!佐藤健と山田孝之のコンビに絶賛!

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原作・狩撫 麻礼、作画・いましろ たかしの漫画「ハードコア」が20年以上の時を超え、映画化されました。

山田孝之さんが主演とプロデュースを兼任し、山下敦弘監督とタッグを組んで制作される映画です。

漫画連載当時は昭和から平成になった時代背景で描かれた作品ですが、映画公開にあわせた現代社会に設定を変更して描かれます。

20年以上前の漫画をなぜ今映画化するのか?

それは、たぶん…映画を観た後、じわじわ感じることなのかもしれません。

 

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映画ハードコアのあらすじ

権藤右近は「正しいことは正しい」を突き進む、社会不適合な人間です。

右近の弟・左近は、エリート商社のサラリーマンで兄の生き方では、人生やっていけないと思いながら羨ましさも感じています。

 

社会的にはみ出ている右近の親友は、牛山という男でした。

牛山はうまく話すことができず、右近よりさらに社会と迎合できない人間で、廃工場で寝起きしていました。

 

右近と牛山はアルバイトで生活していますが、そのアルバイトというのが、埋蔵金発掘を目指す現場でした。

右近は何かと牛山に気をかけています。

たとえば、牛山の童貞脱却の指南をしてみたりするのです。

うまくいきませんでしたが…(^^;。

 

牛山が寝泊まりしていた廃工場で右近と牛山はポンコツのロボットを発見します。

右近と牛山は「済原ロボオ」という名前をつけ、仲間として行動するようになりました。

ロボオは高性能なうえ、思考能力もあります。

ロボオを連れて右近と牛山がぶらついている時、ロボオを不審に思って人だかりができました。

ロボオは、右近と牛山を抱えて空へ飛びました。

驚きながら、右近はロボオが、混乱を避けるために最善の方法を選んだことに感動します。

 

このロボオが見た目と違って高性能なロボットであることを知った左近は興奮を隠しきれません。

世紀の大発見だと金勘定を始める左近に、右近は

「こいつは僕たちの仲間なんだ!」

と叫ぶと弟のことを殴りました。

 

三人と一体の間に奇妙な友情が生まれました。

さらにロボオの能力を利用して、雇い主に隠れて埋蔵金を発見してしまいました。

埋蔵金が見つかってしまったことで、話は一挙にきな臭くなっていきます。

 

埋蔵金について

1990年代初め、TBSによる「徳川埋蔵金発掘プロジェクト」が行われ、特別番組が何度も組まれました。

大型の重機も投入して穴の深さは最大60メートルまで達しました。

プロジェクトで埋蔵金は見つかりませんでしたが、視聴者は穴を掘るだけの番組を熱心に見続けました。

結果的に何も出てこなかったのですが、穴を掘り進める土木工事の様相を呈した番組は注目を集めていたのは間違いありません。

この当時、「ハードコア」の原作漫画が連載されていますので、漫画の埋蔵金が徳川埋蔵金発掘プロジェクトにヒントを得ていると考えられます。

 

ハードコア原作漫画からネタバレ

埋蔵金を見つけて、一番現実的だったのは左近でした。

大量の埋蔵金をうまくお金に変えるため左近は外国の裏ルートとの接触を計画します。

左近が留守の間、社会との接点を持つように命じられた右近と牛山は、インスタントラーメンの屋台を始めます。

しかし、左近が工作活動に失敗して死亡します。

更に、右近が社会に対する破壊活動をしていると疑われる事態になりました。

絶望した右近はロボオとともに腐った世の中と決別しました。

数日後、左近が帰国します。左近が死んだと思い込んでいたのは右近の間違いだったのです。

 

映画は原作のラストと違うという話があります。

切なすぎるほどの純粋な友情はどうなるのでしょうか

 

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映画キャストは?

・権藤右近役:山田孝之

社会生活に迎合できず、右翼思想の山城が探している埋蔵金の掘削のバイトをしています。

 

・権藤左近役:佐藤健

権藤右近の弟。一流商社に勤めるサラリーマン。社会でうまくやっていきながら、純粋な兄へ微かに羨望を抱いています

 

・牛山役:荒川良々

右近の親友。言葉を発することがうまくできませんが、右近とは気が合います。3人兄弟の真ん中で、兄と弟は東大に進学、自分だけ落ちこぼれてノイローゼになり家出した経緯の持ち主です。廃工場で寝泊まりしていて、右近といっしょに、埋蔵金のバイトをして生活しています。

 

・その他の出演者

松たか子、石橋けい、首くくり栲象、康すおん、藤原季節

 

・佐藤健は山田孝之ファンなの?

左近役のオファーがあった時のことを佐藤健さんがコメントしています。

山田孝之さんと兄弟役という話に2秒で出演を決めたとのこと。

山田孝之さんのファンを自称していて、迷うという選択枝はなかったようです(笑)。

実は、山下敦弘監督作品にも出たかったので、「ハードコア」が山下監督作品だときいて、さらに喜んだとのことです。

 

ツイッターでも山田孝之さんと佐藤健さんのタッグに期待の声があがっています

 

プラスアクト11月号届いた!(最近毎日雑誌届く)ハード・コア 山田孝之×佐藤健

インタビューは2Pだったけど(他作品のグラビアあり)、文字数多かったし、映画への期待高まる面白いインタビューでした〜�近くで上映されないのが本当に残念!上映館数頑張って増やそ!!

 

『ハード・コア』試写。兄は真っ直ぐ過ぎて世間に馴染めずトラブル多発。が、大切な存在は必死に守る。弟はエリート商社マン。兄と距離を置きつつ心配する。演じる山田孝之と佐藤健が抜群にいい。弟が兄の部屋にいるロボットのことを遠慮がちに聞くシーンのぎこちなさは完璧!オリジナルラストは後味◎

 

『ハード・コア』試写。伝説的コミックを山下敦弘監督が映画化。社会的テーマと男のロマンが融合し、独特の世界観を作り上げている。兄弟役の山田孝之と佐藤健が真逆のキャラで面白い。真っ直ぐすぎて不器用な兄の言動や、ロボオの挙動が笑いを誘う。原作にはないというラストも上手い。

 

まとめ

20年以上前に連載・発表された漫画「ハードコア」の映画化です。

原作漫画「ハードコア」は好き嫌いがはっきり分かれる作品でしたが、大ファンだという監督とキャストの皆さんによって映画化され、非常に評判の良い仕上がりになっています。

ブリキ感満載のロボオが、コミカルかつ愛らしく、また哀愁が漂うのは原作へのリスペクトの具現化といっても過言ではありません。

原作を知らない方の方が多い映画化ゆえ、先入観なくすんなり世界観に入っていけるという方も多いでしょう。

世の中にモヤモヤした感覚を持つならば、映画の世界観にすっと入り込んでいけるのではないかと思います。

山田孝之さんの愛する世界観を是非共有してみてください。

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