武藤将吾さんのオリジナル脚本で先が読めないストーリーと柊一颯こと菅田将暉さんの迫力ある演技で話題のドラマ「3年A組 今から皆さんは、人質です」。
卒業まで残り10日、担任の柊一颯は半年前自殺した景山澪奈が自殺した真相を判明させるために3年A組の生徒を人質にしてクラスに立てこもりました。
柊は学校の中に爆発物やセンサーを仕掛けて周到に準備し、3月1日を迎えたのです。
柊は計算された爆破で3年A組を孤立させることに成功、29人の生徒は景山澪奈の自殺について真正面から向き合うことを柊から命令されます。
命をかけた授業、柊に追い詰められた生徒たちが自分のやったことを白状して、景山澪奈の陥れられた闇が徐々に明るみに出てきました。
生徒たちに対峙する柊のセリフが視聴者の心にズシリと響きます。
放送された4話までをおさらいしていきましょう。
3年A組菅田将暉の役柄は?
柊は4話までストーリーが進んでなお謎の多い人物です。
4話までに判明した柊についてまとめてみました。
・2年前まで咲宮高校に勤務。
・咲宮高校から私立魁皇高等学校に赴任、美術教師として勤務
・景山澪奈が自殺する前、なぜか景山澪奈の追い込まれている事情を打ち明けられていたらしい
・半年前、景山澪奈が自殺したことで3年A組の担任が交代し、柊一颯が担任になる
・担任になって半年、3月1日の決行に向けてひたすら立てこもりの準備をしてきた
・戦隊ヒーローが好き
・重い持病があって薬でなんとか持ちこたえている
・人質事件で警察として担当になった捜査1課の五十嵐徹は、柊の協力者
柊は、水泳で全国レベルの活躍をしていた景山澪奈がドーピング疑惑で選手生命を断たれ、クラスでもいじめの対象になり自殺した、ドーピング疑惑の発端になった動画について真相を究明しようとしていました。
景山澪奈のドーピング疑惑を撮った動画について
全国でもトップクラスの水泳選手だった景山澪奈が、薬を飲んでドーピングしているのという動画がネットに流出しました。
その結果、景山澪奈は選手生命を断たれました。
しかし、その動画を柊はフェイク動画であったと断言しました。
- 動画をネットに投稿したのは誰か?→宇佐美香帆(投稿名:やり逃げX)
- 動画を撮影したのは誰か?→里美海斗
- 動画をフェイク加工者に渡したのは誰か→甲斐隼人
- 動画をフェイク加工したのは誰か?→半ぐれ集団「ベルムズ」
半ぐれ集団「ベルムズ」は3年A組の人質になっていない外部の集団。
柊は甲斐隼人の告白をスマホに流して瀬ヶ山署の刑事・郡司真人に聞かせ、リーダーを逮捕させました。
柊はフェイク動画についての事実を白日の元に晒しました。
景山澪奈の死と向き合った生徒たちに自分の行動を説明しようとしたところで柊は気絶してしまいます。
柊が気絶したことで、教室からの脱出を計ろうとする生徒たち。
しかし、なぜか柊と立てこもりを続行しようと言う者が現れました。
それまで敵対していた柊に賛同し始めた生徒たちの真意とは?
菅田将暉のセリフが名言?
景山澪奈の自殺を真正面から見つめようしない生徒たちに柊は、心の底から言葉を吐き出します。
そのセリフが名言で視聴者の心も揺さぶっています。
柊一颯の言葉をご紹介します。
「過去の自分が今の自分を作る」
「悪意のナイフで穢れなき弱者を傷つけないように変われ!」
「逃げるなー!」
「傷ついた痛みを想像できなかったか?その痛みを一生忘れるな!」
「傷ついた哀しみを明日の活力に変えられなかった。それがお前の弱さだ」
「明日と闘え!抗え!もがいて掴め!生きているお前にはそれが出来るんだ」
「変わるなら今だ。お前のその手で切り開け!俺が好きなヒーローのセリフだ」
一話から一貫して柊は明日を生きるために今を逃げるなと言い続けています。
変わることはできる、なぜなら生きているから、とも。
柊のセリフが、心を揺さぶるのは、明日に向かって生きる前向きなメッセージだからです。
視聴者の反応は?
先の読めない展開の中、どんどん進んでいくストーリー、菅田将暉の熱演で視聴者はぐいぐい引き込まれていきます。
そして柊の魂の叫びの名言です。
視聴者の反応をツイッターからご紹介します
菅田将暉がドラマの中で言った言葉はすべて名言ですね・・・・・( ;∀;)
毎回名言すぎて完コピしたいわ。
ちなみに1話で好きな台詞は
「お前たち、揃いも揃ってクズだなぁ」
です。
ほんまに1話から名言が素晴らしくてほんとにちゃんと卒業しようと思った。
菅田くん先生とかやったらほんまに最高の先生なんやろな〜
今回もめっちゃ良かった……
毎回心にグサッとくる名言発するよね
3年A組まじで面白すぎる、、、
柊先生の言ってる言葉って名言ばかりで見てて共感できる
3年A組の先生の名言
普通に心に響く…( ̄^ ̄゜)
菅田将暉さんの教師役がここまで視聴者の共感を呼んでいることに驚きます。
セリフの一つ一つが胸に届く菅田将暉さんの演技力は圧巻です。
まとめ
生徒を人質にとり立てこもる柊は、犯罪者です。
しかし、柊の言う「俺の授業」は、人質の生徒たちに明日を生きること、現実から逃げないことを訴える言葉に溢れています。
人質になって恐怖と反感しかなかった生徒たちは、柊によって変化しています。
卒業までの10日間で、生徒たちは柊から「生きるための授業」を受け続ける選択をするのでしょうか?
それとも外部から何らかの働きかけがあるのか?
ネットの動向はどこへ向かうのか?
景山澪奈を自殺に追いこんだフェイク動画の実態が明らかになった段階ですが、柊の着地点が読めない展開が続きます。
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