子育て

親の怒鳴り声が子どもにもたらす影響とは?

更新日:

子育てをしていると、実に様々なことが起きます。

とにかく忍耐力との勝負、親の思い通りに行くことなんて中々ありません。

子どもに怒鳴る親を見かけると、可哀相に…と思うこともありますが、実際の育児は過酷です。

乳児期にはろくに眠ることもできませんし、幼稚園や保育園に上がってもまだまだ手がかかります。

そんな中で将来のことも見据えつつ、家事や仕事に追われる日々。

いつしかストレスが蓄積して、つい妻や夫、子どもに対して怒鳴ってしまった、という方も少なくないはず。

喧嘩知らずのご夫婦が、お子さんが生まれたことをきっかけに言い争いが増えた、なんていうのはよく聞く話です。

では、大人の怒鳴り声は子どもにどのような心理的影響を与えるのでしょうか?

 

スポンサードリンク

感情のコントロールが上手くできなくなる

一度や二度ではなく、日常的に怒鳴られている子どもは、他人に対して批判的になると言われています。

また、小学生くらいになって言葉を自由自在に使えるようになってくると、自分の主張を通すには大きな声を出せばいい、と学習し、親に対して大きな声を出して反抗してくることもあります。

子どもの行動・言動のベースは、模倣です。良くも悪くも大人の行動を真似て学習し、成長していきます。

「もういい!」とドアをバタンと閉めて部屋に閉じこもる、というような行動を取る子どもは、実は親が過去に同じことをしていたりするケースが多いのです。

身近な大人が日ごろから冷静でいられないことによって、子どもは自らの感情をコントロールすることを苦手とし、上手くコミュニケーションを図ることができなくなってしまいます。

 

積極性を失ってしまう

職場で上司やクライアントから訳もなくこっぴどく怒られ、それ以降その人と接することが怖い、という経験はありませんか?“怒る”と“叱る“は違います。

明確な理由があり、注意を受けたということなら良いのですが、頭ごなしに怒られるとトラウマとして心に傷が残ります。

こういった出来事により子どもが受けてしまう影響は、大人より大きいと言えます。

例えば、“上手く箸が持てない“ということに対し、アドバイスをするのではなく「なんで出来ないの!ほかの子はできるのに!」と怒ったとします。

すると子どもは萎縮し、箸を使うことに対し恐怖心を覚え、ますます上手にできなくなることがあります。

また、「親に怒られないためにはどうしたらいいのか?」ということが子どもの行動基準となり、積極的を失ってしまいます。

子どもに対し理不尽に怒ってしまうことは、返って成長を妨げてしまうのです。

 

スポンサードリンク

夫婦喧嘩が及ぼす影響

ここまで子どもに対して怒鳴った場合の影響を述べてきましたが、両親の言い争いは、どのように子どもへ影響するのでしょうか?

乳児期にはまだ分からないかもしれませんが、物心がついてくる頃になると、子どもは大人以上に敏感に物事を察します。

両親が言い争っている姿を見ることによって、子どもには緊張と恐怖心が芽生えます。

そして、家庭での出来事が生活の多くを占める子どもにとって、その影響は甚大です。

両親が言い争っているのは、自分のせいかもしれない。自分がいなければ両親は幸せになるのではないか、等と精神的にふさぎ込み、抑圧された状態が日常的に続いた場合、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症してしまうこともあります。

 

親としてできること

このような影響を子どもに与えないために、私たちは一体どうすればいいのでしょう?

まずは、心に余裕を持つことです。

大人が寛大でいることによって、子どもには思いやりと優しさ、忍耐力が身につくと言われています。

注意すべきは、甘やかすとは違うということ。

いけないことには、きちんと“NO”だと教える必要があります。

感情的にならず、子どもが分かる言葉で伝えましょう。

もし頭ごなしに怒ってしまった場合には、素直に謝ることも大切です。

何か失敗をしたときには、素直に謝るというお手本を見せるきっかけにもなります。

そして子どもの前で夫婦喧嘩をしてしまった場合は、必ずフォローを。子どもの目の前で仲直りできれば良いのですが、難しい場合はお互いを褒めるようにしましょう。

「お父さん、いつもお母さんたちのためにお仕事頑張ってくれているね」、「お父さんはお母さんのことが大好きなんだよ」など、両親が不仲ではないと子どもが安心できるような言葉をかけてあげましょう。

 

まとめ

子どもの前で言い争ったり、怒鳴ったりすることは良くないと誰しも理解していると思います。

しかし、それでも感情が抑えられないこともあります。

そんな時に自己嫌悪に陥ってしまうと、更にストレスを感じて負の連鎖が起きてしまいます。

まずは大きく構えて、少し肩の力を抜いてみましょう。

子どもは親がすべてを教えなくても着実に少しずつ成長していきます。

基本的には一人で歩かせて、転んだときに支えてあげるくらいの気持ちで、見守っていきましょう。

スポンサードリンク

-子育て
-,

Copyright© まるころいんふぉ , 2018 All Rights Reserved Powered by STINGER.