大衆演劇・若葉劇団の「ちび玉三兄弟」をご存知でしょうか?
かつて「ちび玉三兄弟」として舞台にたっていた若葉達也さんがドラマ「ブラックスキャンダル」の水谷快人役を演じます。
若手俳優の注目株の1人でもある若葉達也さんについて迫っていきます!
若葉竜也のプロフィール
若葉達也
ドラマとかで軽く見たことある程度であまり好きではなかったけど、去年舞台でこの人の演技を見てからすごい好きになった。いい意味で自然すぎないでクセはないけどちゃんと爪痕残す感じたまらなくいい。友達にいそうっていう馴染みの良さ(?)親近感?あ?...w べた褒めのゴリ押しです✌️ pic.twitter.com/TBe2S3YwdY
— かおあせちゃん (@Face_sweat_w) 2018年1月24日
・生年月日:1989年6月10日(29歳)
・出生地:東京都
・身長:174㎝
・血液型:A型
・職業:俳優
・活動期間:1998年(注;俳優としてのデビュー 詳細は後述)
・所属事務所:フライングボックス
大衆演劇の若葉劇団の座長・若葉しげる氏は、当時劇団に所属していた11才の嘉島典俊さんに「ちびっこ玉三郎」と名付け、人気を博しました。
嘉島典俊さんが若葉劇団を退団後、若葉劇団の座長・若葉しげる氏の孫が次々初舞台を踏みました。
若葉紫・若葉市之丞・若葉達也が「ちび玉三兄弟」として舞台で活躍するようになりました。
1993年、フジテレビ系列の「今夜は好奇心」でテレビに取り上げられ、「ちび玉三兄弟」は全国区になりました。
1994年~1999年まで金曜エンタテイメントで「頑張れ!チビ玉三兄弟!」シリーズが放映され、「ちび玉三兄弟」の人気は確たるものになりました。
その後、座長を引き継いだ若葉紫さんの元、新生若葉劇団として活動していましたが、現在(2018年)劇団活動は休止中で、各個人の活動に移行しています。
「ちび玉三兄弟」だった若葉達也さんは、俳優として現在活躍されています。
俳優としてのデビューは前述のとおり、1998年ですが、若葉劇団での初舞台は1990年当時1歳の時でした。
劇団の舞台からの長い経験を持つ実力派の俳優さんです。
最近の出演作は?
テレビドラマ、映画に多数出演されていますが、迫真の演技で第8回TAMA映画賞・最優秀新進男優賞したときの作品「葛城事件」をご紹介します。
・映画「葛城事件」(2016年)
『葛城事件』
7/9(日)よる9:00⇒https://t.co/LRHd8zpSAe次男がある大事件を起こしてしまった、平凡な一家。
なぜ事件が起きてしまったかを、#三浦友和 #南果歩 #新井浩文 #若葉竜也 #田中麗奈 ら豪華共演で描いた衝撃作!#wowow pic.twitter.com/u4scGHQtf4— WOWOW映画 (@wowow_movie) 2017年5月30日
- 登場人物
・葛城清役:三浦友和
・葛城伸子役:南果歩(清の妻)
・葛城保役:新井浩文(長男)
・葛城稔役:若葉竜也(次男)
・星野順子役:田中麗奈
- 葛城事件ネタバレ
夫婦と長男と次男―ごく普通の一般家庭にみえた葛城家。
しかし、家庭は夫・清が全てを仕切っていました。
妻や子を自分の思い通りに動かさないと気が済まない清。
妻の伸子や長男は、清に従うことで日々を切り抜けることに必死でした。
次男の稔は、清に反発し、清の思い通りに動きませんでした。
家族として成立していな家族でした。
長男の保は、結婚しますが、清の呪縛から逃れることはできませんでした。
清は従順な保を可愛がっていましたが、保は清からの圧力を黙って耐えているだけの状態だったのです。
保は子供2人を持つ父親でしたが、清の操り人形という立場に変化はありませんでした。
その保が真面目すぎてリストラされてしまいます。
清の妻・伸子は長年の清の呪縛から精神崩壊の一歩手前でしたが、稔といっしょに家を出てアパートで暮らして、精神をギリギリ保っている状態でした。
清の呪縛から逃れられない保は、職探しに疲れ、家族の関係に疲れ、自殺してしまいます。
保の葬式ゆえ、葛城家の3人は顔を合わせざるを得なくなりました。
伸子はすでに正常ではなくなっていました。
稔は、清が外面の体裁ばかり気にする様や母の尋常でない様子を、無表情にみているだけでした。
稔は
「ダサい死に方だ。俺は一発逆転する」
そうつぶやいて、外出した先で通行人を無差別に殺傷する凶悪事件を引き起こしました。
捕まった稔は死刑を求刑されました。
凶悪事件で死刑を求刑された稔の元に、死刑制度に反対する星野順子が会いにきました。
反省の態度さえみせない稔に愛情が足りなかったからだと単純に考える順子は稔と獄中結婚し、稔へ愛情を注ぎました。
しかし、順子の熱意は稔に何も響きませんでした。
伸子は施設で現実を全くみることができない状態になっていました。
清はただ一人、自分の建てた家で住み続けていました。
「死ね」「バカ」毎日家に壁に落書きが繰り返されるのを、「バラが咲いた」を口ずさみながら、消していく日々を送っていました。
稔は順子に
「罪の意識は一切ない。事故のようなものだ」
と言っただけで、一切の悔いの言葉もなく死刑は執行されました。
立場上の妻・順子に稔の死刑執行の知らせが届きました。
順子が清に稔の死を知らせに会いに行くと、清は順子を押し倒しました。
抵抗する順子に
「人を殺せば妻になるのか!?」
と清はわめきました。
「あなたはそれでも人間ですか」
順子は吐き捨てるように言うと、その場から立ち去りました。
清は「バラが咲いた」を口ずさみながら首をつって自殺しようとしますが、失敗して自殺する気力を失い、食べかけていた蕎麦をすすり始めました。
ブラックスキャンダルの役柄は?
映画「葛城事件」で、無差別殺人鬼と化す葛城稔役で強烈な印象を視聴者に与えた若葉達也さん。
ドラマ「ブラックスキャンダル」では、「葛城事件」の稔の印象から、がらりと変わって芸能プロダクションの新人マネージャー・水谷快人を演じます。
非常にまっすぐな青年ですが、主人公で敏腕マネージャー・矢神亜梨沙(演:山口紗弥加)に振り回されるちょっと可哀そうな役回りです。
人間として非常にピュアな水谷快人は、芸能界で復讐をするために活動する矢神亜梨沙の闇を抱えたストーリー展開の中でいっぷくの清涼剤になりそうな役柄です。
緊迫するシーンの中の和みの存在として、ドラマのアクセント的な役割を果たしそうです。
と、思わせておいて実は…まさかの闇落ちもあるのでしょうか?
二転三転するストーリー展開になりそうですので、油断できない要素は多々ありますかね?(^^;
まとめ
ドラマ「ブラックスキャンダル」で新人マネージャー水谷快人役を演じる若葉達也さんについて、ご紹介してきました。
わずか1才で大衆演劇の舞台にたち、その後「ちび玉三兄弟」としてドキュメンタリー番組で全国区の人気者になった幼かった達也クンを覚えている方も多いのではないでしょうか?
「ちび玉三兄弟」から二十年ほどたつのですね。
現在、若手実力派俳優として露出が増えている若葉竜也さんの活躍に注目してみてくださいね!