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トレース黒幕をネタバレ考察!原作から怪しい人物をピックアップ!

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原作漫画が終わっていない状態でドラマ化された「トレース~科捜研の男~」。

原作漫画が連載中だからなのか、設定を変えてストーリーが展開しています。

原作との違いに違和感を持つ方が多いのも事実です。

設定が違うところが多い一方で主人公・真野礼二が幼い子供時代に経験した陰惨な事件は原作とドラマで共通しているストーリーの根幹部分です。

真野礼二が経験し、科捜研で働きながら真相を解明したい事件の黒幕を原作から考察して、ドラマでは真相をどこに落とし込んでいくのか考察していきたいと思います。

 

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トレースのあらすじ

科捜研のエース・真野礼二は、子供時代一家惨殺事件の生き残りという過去を持っています。

両親と妹を殺して自殺した事件として兄が被疑者死亡のまま送検され事件は幕を引きました。

第一発見者だった礼二は、事件の真相は違うと心の中で思いながら、現在は感情に左右されない証拠で犯人を見つける科捜研で成果を上げている人物です。

無感情で証拠に対峙し、鑑定結果のみを信じ仕事をしています。

 

沢口ノンナは、科捜研の新米です。

慣れない仕事、目を背けたくなる現場に精神的に追い詰められながらも、真実を突き止めたいと必死に真野の元で鑑定を続けて成長していきます。

 

鑑定を依頼に来る虎丸は、「刑事の勘」で犯人に迫ろうとする古いタイプの刑事です。

定年が迫っている中、捜査一課にようやく異動してきた虎丸は焦っていました。

なぜ自分は焦っているのか?真野との出会いで、虎丸は内心のモヤモヤに気が付きました。

科捜研の冷静沈着なエースと科捜研での仕事に自信が持てない新人と「刑事の勘」をいまだに信条にする頭の固い刑事の三人は、凸凹で衝突を繰り返しながら事件を解決していきます。

 

そして、ストーリーは、真野礼二の事件の真相に迫っていきます。

 

 

真野の家族を殺したのは?ネタバレ考察!

真野礼二の身に起こった、一家惨殺事件について、原作からネタバレしていきます。

 

 

 

(ここから原作ネタバレ含む内容です)

 

一家惨殺事件の内容

23年前、事件は源家で発生。

両親と妹を殺害後、長男が自殺したとされる事件。

第一発見者は、真野礼二(当時は源礼二)。

現場に最初に駆け付けた警察官は、当時はまだ駆け出しの警察官・虎丸でした。

長男が被疑者死亡で送検され、事件は幕引きされました。

 

23年たって現在わかっていること

・長男の義一のいじめ

いじめていたのは、壇浩輝・佐保優作・新妻大介。

リーダー格は壇浩輝。

いじめはエスカレートし、義一の妹であり礼二の姉だった仁美もターゲットになりました。

 

・仁美の妊娠

三人のいじめに巻き込まれる形でレイプされ、事件当時妊娠していたことがわかりました。

仁美は担任の先生に相談していました。

仁美の先生が真野礼二にその事実を打ち明け、真野礼二は当時の事件について探り始めました。

真野礼二は三人の誰かが父親だと推測して、DNA鑑定を行いました。

佐保優作と新妻大作のサンプルは、真野礼二が画策して取り寄せました。

警視庁刑事部長になっている壇浩輝は、自らサンプルを礼二に差しだしました。

礼二が探っていることをしりながら自らサンプルを差しだした壇浩輝。

仁美の父親は壇浩輝でもありませんでした。

 

・いじめた三人の現在について

佐保優作:孤独死した遺体と親子である証明のためDNA鑑定のため警察にやってきました。

新妻大介:礼二は仁美の副担任だった先生から住所を知らされ、新妻と会いました。渡した缶コーヒーの唾液から、サンプルをとりました。

礼二に会った新妻は、事件当日の本当の第一発見者でした。仁美の妊娠のことで呼び出されていたのです。

新妻は礼二に仁美を三人でレイプしたことを認めました。

新妻が家に来た時は、すでに家族全員が死んでいました。驚いた新妻は逃げたのです。

この告白の翌日、新妻は殺害されました。

 

壇浩輝:いじめの主犯格。父親は当時、警視総監でした。

一家惨殺事件の警察のデータはほとんどが消滅していました。このような指示ができるのは警察内部で相当力を持った人物です。

壇浩輝が関わっていた家族の事件を、父親がもみ消していても不思議ではありませんが、真相は闇の中です。

壇浩輝は、礼二が嗅ぎまわっているのを知って自らのサンプルを差しだしました。

壇浩輝は、仁美の子供の父親ではありませんでした。

だからといって、レイプしなかったことになりませんし、反対にレイプした証拠もありません。

事件に関わっていない証拠もないかわりに、関わった証拠も一切ありません。

 

・先生のこと

礼二の姉・仁美は妊娠したことを副担任の先生に相談していました。

その先生が真野礼二に三人の情報をもたらしたことで、礼二は自ら事件の真相を探り始めました。

しかし、仁美は妊娠のことを両親に相談しています。

父親がはっきりしない段階で頼りになる大人に何人も相談をすることに不自然さを感じます。

先生は本当に仁美から相談を受けていたのでしょうか?

仁美の妊娠を知っていたのは、別の理由からという疑惑が持ち上がってきます。

礼二の協力者として過去の事件を掘り起こそうとする意図も感じます。

謎の多い人物です

 

・自殺した兄・義一のこと

礼二は兄が自殺したとは思っていません。

兄も壇浩輝に殺されたのではないかと疑っています。

しかし、その義一について礼二は驚くべき事実を知りました。

義一は養子でした。仁美や礼二と血のつながりがなかったのです。

 

原作漫画で現在判明している一家惨殺事件の概要をまとめると以上のようになります。

現在新たに出てきている疑問点は

・仁美が妊娠した子の父親は誰か?

・義一の本当の両親は誰で、なぜ源家の養子になったのか?

・先生の意図はどこにあるのか?

 

原作でも壇浩輝が仁美を妊娠させていなかったことで真相がふりだしに戻った状態です。

散らばった破片がどんな枠にはまるのか、全くわからない状態です。

事件に壇浩輝が関わっているのは間違いないでしょう。

しかし、礼二を煽って楽しむ素振りすら見せる壇浩輝の意図もわかりません。

壇浩輝は事件に関わっているものの、真犯人ではないのでしょう。

では誰が黒幕と考えればいいのでしょうか?

 

 

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黒幕は誰?

一番、一家惨殺事件に幕を引きたがっているのは誰でしょうか?

壇浩輝の父親で、現法務大臣です。

義一が源家の養子であるなら、本当の親は誰なのか?

義一がなぜ壇浩輝のいじめの対象になっているのか?

考えますと、壇浩輝の父親が義一の本当の父親であるなら、納得がいくことが多いのです。

 

義一と異母兄弟(双子でないなら、同じ学年の2人は母親が違うと考えるのが自然)であることを知った壇浩輝は、父親への不信感を募らせ、義一へはけ口を求め、現在は礼二に対して異様な対応をするのも腑に落ちます。

ちなみに仁美が妊娠した子の父親は先生ではないか?と予想します。

義一と仁美の子であるのでは?という推理もしたのですが、仁美は親にも相談して、親がレイプした3人を呼び出していることで、義一と仁美が関係を持ったことは否定されます。

義理とはいえ兄妹で関係を持ったことがあるなら、家族内で問題を処理しようとするのが一般的な親の行動だと思えるからです。

先生に仁美が相談していたのは、関係を持った相手だったから。

先生が礼二に情報提供したのは、自分が父親でないという証明が欲しかった、仁美の妊娠がレイプした3人である証明をしたかったから、と予想します。

 

ドラマ「トレース」では、真野礼二に降りかかった一家惨殺事件にはまだ焦点が当たっていません。

事件に関連した登場人物は、壇浩輝、虎丸良平が登場していますが、他に該当する登場人物が出てきていません。

第3話で登場する虎丸の先輩刑事・鶴見茂が、23年前の事件に関係してくるのかどうか?でストーリーが大きく展開していくのかもしれません。

 

まとめ

原作漫画の一家惨殺事件は礼二の調査が振出しに戻った状態のなか、ドラマ「トレース」が真野礼二の事件を原作と変えてくることが予想されます。

原作と違って、大方の予想通り壇浩輝を黒幕とした事件として結末を迎えるのか、意外な真犯人を登場させるのか?

演技がうるさいと指摘されている船越栄一郎演じる虎丸良平の「刑事の勘」が伏線なのではないか?と疑うと、古い捜査に固執する虎丸の視線の先に犯人が浮かび上がってくる予感もして、ドラマの楽しみ方も増えるのではないでしょうか?

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