子育て

子どもの"ごめんなさい"の強要は逆効果?与える影響や正しい伝え方とは?

更新日:

お子さんをお持ちのご家庭では、“しつけ”についてどのように考えていますか?

子どもが良くない行いをした場合、「謝りなさい!」「ごめんなさいは?!」と、言った経験は親なら誰しもあるのではないでしょうか。


その時、お子さんはどんな反応を見せましたか?

素直に聞いてくれることばかりではないでしょう。

親としては、子どもが良くないことをしたらきちんと謝る習慣を身につけさせたいもの。

子どもが言う事を聞かないとき、どう伝えれば良いのでしょうか?

謝ることを強要することで、子どもにどのような影響があるのでしょうか。

 

スポンサードリンク

謝る理由が分からず、混乱

大人の皆さんが今持っている価値観は、これまでの人生の中で形成されてきたものですよね。

人が傷つくようなことをしてはいけない、親切にして貰ったらお礼を言う、これらの一般的な価値観は、人生経験を積むことによって得られてきたものです。

その点子どもは、まだまっさらの状態です。

大人の価値観で「謝りなさい!」と言ったところで、そもそも善悪が判断できていないわけですから、頭の中は「?」でいっぱい。

良くないことだと知りもせずとった行動により、大好きなママ・パパからいきなり怒られてしまったら、子どもはどう思うでしょうか。

なぜいけないのか、どうして謝らねばならないのかを十分に理解させないと、子どもは訳が分からず混乱してしまいます。

 

“謝れば許される”誤った理解が進む

十分に事の重大さを理解させることなく、謝ることを無理強いする。

このサイクルを続けると、“謝れば許される”という間違った理解をする恐れがあります。

親が子どもに注意しても、「ごめんなさ~い」なんて言葉だけ繕って、全く反省していない、なんていう光景見たことがありませんか?

泣きそうな顔で、意味も分からずとりあえずの「ごめんなさい」を言う子もいます。

しかし根本的な意味を理解していないから、何度でも同じことをしますし、親の対応も同じであればまさに負の連鎖です。

こういった誤った理解をさせないためにも、何故それがいけないことなのかを教え、学習させることは非常に重要なのです。

大切なのは、“ごめんなさい”の言葉ではなく、その原因となった行動を取らないこと。

親自身がその言葉に囚われていては、子どもは間違って理解してしまいます。

これは日々の積み重ねから起こってしまうことですから、普段から面倒くさがらず、根気よく教えていく必要があるでしょう。

 

スポンサードリンク

理解し、謝らせるにはどうしたらいい?

では子どもが善悪を理解し、謝るようになるには、どのようにすれば良いのでしょうか?

 

親が手本になる

まずは、親自身が“謝る”というお手本を見せましょう。

子ども同士の喧嘩でつい相手を突き飛ばしてしまった、そんな時はつい謝ることを強要したくなりますが、まずは親自身が相手の子どもに謝罪をします。

すると子どもは、“謝らなくてはいけなかったんだ”という気づきが起こります。

自ら気づけるようにフォローしてあげることは、言葉で「謝りなさい!」と言われるよりも、ずっと効果的です。

状況を説明してあげる

次に、何が起きたのか事態を把握させましょう。まだ子供の頭の中は“?”です。
「今、〇〇ちゃんが△△ちゃんを押してしまったから、転んでしまって、△△ちゃん痛い痛いになっちゃったよ」

ここまで説明しても、謝らせるにはまだ早いです。

必ず子どもの言い分を聞いてあげましょう。「どうして押しちゃったの?」と、子どもから意見を聞きましょう。

すると、「嫌だったから」、「おもちゃを返してくれないから」、何かしらの言葉があるでしょうから、理解を示してあげましょう。

決してか

子どもの心情に理解を示した上で、「でも、押しちゃったのは良くなかったね。ごめんなさい、言えるかな?」と促してあげましょう。

ここで素直に謝ることができたら100点ですが、もしできなくても強要しないように!

そんな時は、「そっか、じゃあ、押したら痛い痛いになっちゃうのは、分かるかな?今日はママが代わりにごめんなさいしたから、今度からは〇〇ちゃんが言えるようになろうね」
というような言い方で、謝ることはできなくても、いけないことをしたという自覚ができるようにしてあげましょう。

 

まとめ

子どもに常識を教えることは、難しく時間がかかります。

ただ幼い子どもにとっては、毎日が気づきの連続です。

その積み重ねで善悪を学んでいくわけですから、その場の感情で子どもに謝ることを強要するのは得策とは言えません。

焦る必要はありません、最初は上手くいかなくて当たり前です。

思わず言いたくなるような状況でもグッと堪えて、子ども自身が気づいて、自らの意志で謝罪しようと思えるようなフォローをしてあげましょう。

スポンサードリンク

-子育て
-,

Copyright© まるころいんふぉ , 2018 All Rights Reserved Powered by STINGER.