子育て

モンテッソーリ教育を家庭で行う方法とは?

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モンテッソーリ教育という言葉を聞くと、将棋の藤井聡太四段を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

世界にも、この教育を受けた有名人として、イギリス王室のウィリアム王子やその子供のジョージ王子、アンネの日記のアンネ・フランク、オバマ元米大統領、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツなどが挙げられます。

日本では、まだ学校法で規定され認可されている小学校はなく、一部私塾として放課後に小学生のためのクラスが開催されているのみです。

幼児教育としてこの教育法を採用している幼稚園や塾はあるので、幼児教育、また早期教育として認識している人も多いのではないでしょうか。

イギリス王室が幼児教育として取り入れたことが話題となり、幼児期の英才教育として注目されているモンテッソーリ教育ですが、いったいどういったものなのでしょうか?

またそれを家庭で取り入れるにはどうしたらいいのでしょうか?以下で簡単にまとめてみました。

 

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モンテッソーリ教育とは

モンテッソーリ教育とは、今から100年以上前に、イタリアの医師兼教育家であったマリア・モンテッソーリ教育博士が考案した教育法です。

自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる」ということを目的としていて、子供の自己教育力、自発性といったものを重んじる教育法です。

大人の価値観で教え込ませる一斉教育ではなく、子供の興味や発達段階を正しく理解して、子供がやってみたいと思う環境を、その子に合ったタイミングで提供することで、自発的活動、自立を促すものです。
知的障害児への感覚教育法が元となっていることから、独自開発された色とりどりの木製教具を使って感覚教育を行うことでも有名です。

0歳から6歳までの間に何度か「敏感期」という時期が訪れるそうですが、その敏感期を重視していることが特徴です。

ちなみに敏感期とは、「自分の成長に必要な事柄に対して敏感になり、環境の中から子供自身が選び出して熱心に取り組みながらその対象を難なく獲得する時期」だそうです。

つまり、子供が知りたい!知る必要がある!と思う自発性を最大限に引き出せる環境を整え、それを大人がアシストする、という教育法です。

そういった趣旨から、教員の側にも観察力や教具を使いこなす指導力が必要になります。

そのため、日本でもいくつかの教員養成講座が設けられており、その厳しさもモンテッソーリ教育の特徴の一つとされています。

 

モンテッソーリ教育を家庭で実践する

では、公認幼稚園や私塾でなく、実際にモンテッソーリ教育を家庭で実践する方法はあるのでしょうか。

書籍などで知識を得て家庭で実践

実際にモンテッソーリ教育を受けた子供を持つ親や、専門家の意見を集めた書籍が出版されています。

その中に、やり方がいくつか案内されています。

また、教具だけでも市販されているようです。

以下では、2つに分けて実践例をご紹介します。

 

モンテッソーリはお手伝いではなくお仕事

モンテッソーリ教育では、子供が家庭で行う様々な行いを「お手伝い」と呼ぶのではなく、「お仕事」と呼ぶそうです。

なぜなら、大人のためにすることでなく、子供自身の「生きるちから」になるからだそうです。

このお仕事をいかに自分でやる気にさせて、実際にやらせられる環境を作るかということなのですが、実践するにあたって工夫するポイントをいくつかあげてみました。

・掃除する雑巾を子供サイズにしたり、軍手にするなど、道具は子供が使いやすい大きさにする。
・自分で作業できるように、踏み台を使う。
・子供の発達、力に合わせた作業をさせ、できた満足感を優先する。
・道具は自然素材で感触がいいものを使うことで、品質の良さを理解し、大切に扱うようになる。
・使った道具類は、最後まできちんと片付けができるよう、収納にも配慮する。(片付けまでが一つの   仕事であることを認識させる)
・乳幼児のころは、おんぶをすることによってお母さんの日々の仕事に興味をもたせる。
・「イヤ!」と思うことは、「やりたい!=自立」の裏返し。このチャンスを利用してできることをやらせる。(食べるのがイヤ!→一緒に作る、お風呂がイヤ!→自分用の服を入れて運べるかごを準備させる、片付けイヤ!→整理棚を準備し、箱などを使って分かりやすく配置など)
・おもちゃなどは、棚に収まる量だけと決めて、捨てさせることも教える。

 

脳を刺激する作業

主には専用の教具を使うことが一番ですが、家庭でもできそうなものを少し紹介します。
・色画用紙に線で絵をかいてそこを針と糸で縫う
・ストローや切り取った色紙を一緒のひもで通して輪を作る
・ピッチャーに入れた飲み物と、線を引いたコップを用意して、線まで注げるが試す

子供がやりたいと言ったときには、断らず一部でも関わらせるように努めましょう。

また、自分で行動ができる環境を前もって作っておくことも大切です。

使うものもカラフルな色にするなど、子供の気持ちを高める要素を含ませましょう。

 

モンテッソーリ教育対応シッターに依頼

ベビーシッターの中に、モンテッソーリ教育対応シッターがいます。

子供の送迎、病児の受け入れなど、ベビーシッターとしての仕事だけでなく、モンテッソーリ教育も施してくれるというものです。

公認の資格を持ったシッターさんが対応してくれます。

教具を持参してくれるかまでは不明ですが、別途料金支払いで、モンテッソーリ教育に基づいた部屋作りをしてくれるというサービスなどもあるようです。

ネットに紹介ページがあり、金額も様々。良心的な金額が多く、共働きの家庭では安心して利用できるサービスかもしれません。

だた、シッターによる教育の差は否めないところがあるので、事前に面談なり確認する必要はあるでしょう。

 

パソコン教材購入によって知識を取得

モンテッソーリ教育の理念を取り入れた、という肩書で販売されているパソコン教材があります。

よく耳にするものでは、「天神」があるでしょうか。

親が忙しくてなかなか相手ができない、外出が難しいとか、家で子供に安心して教育を受けさせたい、という人には向いているのかもしれません。

はっきりした費用は不明ですが、資料請求すると、詳細案内をしてもらえるようです。

少なくとも万単位の費用はかかると思われるので、費用をかけたくない人には向いていないのかもしれません。

 

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まとめ

モンテッソーリ教育は、英才教育ではありませんし、詰込み教育でもありません。

あくまで、自立と自主性を養うものです。

これを習得することで、生涯、学ぼう、考えようとする姿勢を目指すことができる大人に成長させる、というものなのです。

我が家もそうですが、何かに子供が行き詰っていると、ついつい子供の態度が乱暴になったり、親と話したがらなかったりします。

親も子供に寄り添おうと思って言葉がけをしたり、様子を観察したり、何か提案してみたりするのですが、その期間が長くなると、親は辛くなり、「反抗期」という言葉を使って安易に処理してしまいます。

そういったとき、子供が自ら考え、自ら選択するという思考癖がついていたとしたらどうなっていただろう、と思ったりはします。

逆に、親が思っているよりも自分で考え、何かを生み出そうとしているのに、それを親が気付いてあげられないだけなのかもしれません。

時々、「自由にしていいよ」とか、「自分の好きなことやっていいよ」というと、途端に動けなくなる子はいませんか?

我が家の子供はそのタイプかもしれません。

親が傾聴し、寄り添う姿勢はあっても、子供自らが考えを生み出せる力を持っていなくては、全く解けない質問を一方的にしているのとさほど変わらないのかもしれません。

親のイライラを減らし、さらには自己肯定感を高めて自立できる子に育てる方法として、幼児期に習得させるには、有益な方法の一つかもしれません。

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