野木亜希子さん脚本、新垣結衣さん主演で注目のドラマ「獣になれない私たち」(略して「けもなれ」)。
新垣結衣さん演じる深海晶の勤務先のブラックさがリアルすぎると早くも話題になっています。
関西弁でまくしたて、せっかちで思いついたら、すぐに社員にやらせようとする、ワンマン社長・九十九剣児を演じている山内圭哉さんについて、調べてみました。
山内圭哉のプロフィール
山内圭哉‼️🙌こんな上司に育てられましたわ🎵 pic.twitter.com/054UMDaejr
— Takashi Murata (@TakashiMurata1) 2018年10月12日
・生年月日:1971年10月31日
・出生地:大阪府大阪市
・身長:176 cm
・血液型:AB型
・職業:俳優
・活動期間:1984年~
・所属事務所:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
役者として子役から活動している俳優さんです。
子役時代の代表作は1984年公開映画「瀬戸内少年野球団」での足柄竜太役です。
スキンヘッドで強面の現在の風貌からは想像が難しいかもしれません。
所属事務所はよしもとクリエイティブ・エージェンシーですが、俳優として活動しています。
せっかくですのでよしもと所属の意外な方々をご紹介します。
よしもとはお笑い芸人だけの事務所ではないのです
よしもと所属の有名人など
・手塚里美(女優)
・池脇千鶴(女優)
・岡田斗司夫(オタク文化評論家)
・石井一久(元野球選手・東北楽天ゴールデンイーグルス 取締役 ゼネラルマネージャー(GM))
・オリックス・バファローズ(メディア出演調整など。業務提携)
お笑い芸人の事務所という印象が強いよしもとですが、俳優さん女優さんのみならず、文化人、評論家など、多方面で活躍する方々のマネジメント行っているのですね。
驚いたのが、プロ野球球団オリックスが業務提携していること(^^;。
球団まるごとで契約しているとは。
オリックスの選手がオフにテレビ出演するときなどは、よしもとがサポートしているということなのですね。
過去の出演作は?
話が逸れてしまいました。
山内圭哉さんの話題に戻りましょう。
山内圭哉さんが過去に出演した作品をご紹介します。
・映画「Miss ZOMBIE」(2013年):佐々木役
SABU監督作品。
平和な家庭だった寺本家に、人を襲うことがないゾンビの沙羅がやってきました。
使用人として働く沙羅を、虐待し始める人間たち。
虐待しなかったのは寺本の妻・志津子と息子の健一だけでした。
その健一が事故死したとき。志津子はゾンビでもいいから息子を生き返らせてと、沙羅に願いました。
健一の首に噛みついた沙羅は人間だった時の記憶が蘇りました。
人間だった時、沙羅は妊娠していました。
妊娠している時にゾンビに襲われたのです。お腹の子は死にました。
それを思い出した沙羅は、ゾンビ化した健一に愛情を注いでいきました。
ゾンビになった息子の世話を、沙羅に任せざるをえなくなった志津子は、精神が崩壊していきました。
志津子は夫を殺してしまいます。
健一を連れて志津子から逃げようとしました。
志津子は健一が母である自分を恐れ、沙羅と逃げようとしたことに絶望して自殺します。
しかし、それを見た健一は母を生き返らせるために駆け寄りました。
ゾンビとして生き返った志津子。
健一と志津子が抱き合う姿を見て、沙羅は自殺しました。
救いのないバッドエンドの映画です。
山内圭哉さんの役は、寺本家の人ではありませんが、代表作としてこの作品をあげています。
映画「Miss ZOMBIE」に関してではありませんが、山内圭哉さんがゾンビについて語った言葉をご紹介します。
日常がいきなり非日常になるという点で、ホラーとコメディはすごく似ているんですよね。それから人間て極限的な状態になると笑うらしいですね。めっちゃ怖い時には、めっちゃ笑うらしい。防衛本能なのかな。やっぱ似てるんですよ、笑いと恐怖は。
映画「Miss ZOMBIE」という映画をご自身の代表作にあげていることと上記の引用コメントから、山内圭哉さんという人物の一端を伺うことができるのではないでしょうか。
・ドラマ「HOPE〜期待ゼロの新入社員〜」(2016年):安芸公介役
囲碁のプロ棋士という大きな夢を諦めた主人公・一ノ瀬歩。
囲碁棋士という夢を諦め、コネで一流商社に入社しました。
高卒であることに引け目を感じ、夢を諦めた思いの中、一ノ瀬歩は第二の人生を商社の中で見つけていくストーリーです。
山内圭哉演じる安芸公介は営業3課主任。
1年契約で配属された一ノ瀬歩をそっと応援しています。
ちなみに安芸公介はスキンヘッドで普段はウイッグをつけている、という設定です(山内圭哉さん自身を生かした設定ですよね)。
けもなれ(獣になれない私たち)の役柄は?
ツクモ・クリエイト・ジャパン社長・九十九剣児役
スキンヘッドで強面、大阪弁でまくしたてる会社の社長です。
主人公・深海晶は人手不足の中、仕事ができる「いい人」なので、社長と社員の調整役を図らずも担っています。
パワハラまがいの言葉をまくしたてる社長に嫌気をさして新人がやめていくことを晶は恐れています(やめられたら、仕事はもっと増えますから)。
晶は中間管理職というほど権限もお給料ももらっていないのに、中間管理職のような立場に追いやられ、仕事をこなしてしまう、気の毒な立場です。
社長も他の社員も、晶が精神を擦り減らしてズタボロであることを理解していません。
ブラック企業がなんとか回っているのは、晶の調整能力ありきなのですが、そこをわかってもらえない状態なのです。
しかし、人間には限界があります。
社会人としてどうよ?な服装で、会社に現れた晶に、社長以下社員の皆さん、驚きのあまり固まってしまいました。
強面の社長もびっくりして固まってしまう迫力の晶。
社長さん、実はそんなに悪い人ではないと思われます。
でも会社のブラック体質は、晶が本性ちょっと出したくらいで変わるのでしょうか(――;?
まとめ
ドラマ「獣になれない私たち」(略して「けもなれ」)で晶が務めるブラック企業の社長・九十九剣児を演じる山内圭哉さんについて、ご紹介してきました。
スキンヘッドで強面という外見を生かした役を数多くこなしている俳優さんです。
迫力の関西弁をスキンヘッドでまくしたてる社長さんという役は、インパクトがあり、晶の勤める会社はすでに視聴者の皆さんに「ブラック」認定されている状態です。
晶が今後どう変わっていくのか、その晶の変化がブラックな会社にいかに影響を与えていくのか、社長さんは変わるのか?見所満載です。